PMS対策 | シンデレラダイエットのよっちゃん オフィシャルブログ

PMSで悩んでいる貴女へ

 

 先日PMSで悩んでいる方を見かけましたので、対応案を記載いたしましたので参考にして対応して戴けると嬉しいです。

 

 PMSの原因は、以下の2つに分類されます。
  ①イライラ(肝気鬱血)型
  ②精血不足(肝腎陰虚)型

 

①イライラ(肝気鬱血)型
 
・特徴的な症状:月経前に乳房が張り痒みや痛みを生じる。脇が張る、精神抑鬱、溜息、舌苔薄白、脈弦。

 

・漢方薬治療
 柴胡疏肝散 あるいは 逍遥丸(熱性が強い場合は加味逍遥散で)
 
②精血不足(肝腎陰虚)型

 

・特徴的な症状:月経中あるいは月経後に両方の乳房が張り、腰や膝が怠く力が入らない、両目が乾燥して渋る、喉や口が乾燥する、五心煩熱 (全身の煩わしい熱状態)、舌紅、舌苔少、脈細数。

 

・漢方薬治療
 一貫煎がよいば日本にないので杞菊地黄丸+逍遥散で代用する

 

◆ホルモンの関係とPMS

 

 PMSの原因は主に性ホルモンのバランスの失調と考えられており、図の基礎体温表の様に排卵後の高温期にPMSは起こります。
高温期は黄体期ともいい、黄体ホルモンである プロゲステロンが増える時期です。 
プロゲステロンには水分を溜めたり、体温を上げる作用があるので、このホルモンのバランスの失調が影響していると考えられています。
ほかに脳内の神経伝達物質であるセロトニンは、月経前になると低下することがわかっています。そのため精神的な症状が出るのと考えられています。