松木武彦さんの著作をとりあげようと思っています 25.09.30 | 棟上寅七の古代史本批評

松木武彦さんの著作をとりあげようと思っています 25.09.30

●昨日はマンションの臨時総会でした。外壁などの大規模修繕工事を実施するととと、その資金調達についての方策について、という議題でした。幸い、さしたる反対意見もなく四十分ほどで終了し、理事長の任期はあと2カ月ですが、この案件が片付き、肩の荷が下りた感じです。

請負ってくれた業者さんは、消費税値上げ前の駆け込み需要が多く、最近、技術者・職人に科k議らず全般的に手不足が目立ち、今から大変だ、といっていました。


●岡山大学の松木武彦教授の「邪馬台国論」を槍玉に上げようと準備を始めています。學士會会報の論文だけでは、はっきりしないので、その他の著作を当たってみています。


松木さんは考古学から古代の歴史を解明する、という立場で文献史学とは一線を画されているようです。しかし、自身ではそう思われても、「文献史学」に基本的に縛り付けられていることは、たとえば「奴」の「ナ」読みからも判ります。

このような基本的なところでの、大間違いに気付かず、考古学資料を解釈されているのですから、まさに「裸の王様」です。


若手のなかでは筆が立たれる方のようで、小学館の「日本の歴史」シリーズ第一巻『列島創世記』を担当されています。(2007年刊行)


棟上寅七の古代史本批評

この本の中の三世紀ごろの松木さんの解釈と、學士會会報の「邪馬台国研究」についての論文をホームページの「槍玉その51」として取り上げたい、と思います。


●『魏書』の中の奴の悉皆調査について、発表できるように原稿にまとめているところですので、今の状態は、駑馬に鞭打つ感じです。