「スモーク」
「スモーク」
(^・x・^)y─┛~~~~
私は、「愛煙家」である。
今どき流行らないが吸っている。
『眠いので吸うというタイプ』で、
コーヒーもがぶ飲みするタイプである。
絶対胃ガンで死ぬな~、こりゃ。( ̄- ̄;)
「スモーク」
95年
監督 ウェイン・ワン
出演
ハーヴェイ・カイテル
ウィリアム・ハート
ストッカード・チャニング
原作 P・オースター
『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』より。
●角の煙草屋の主人
●奥さんを亡くして創作活動を休止している作家
●自分を捨てた父親に会おうとする、
ブルックリンの黒人少年。
この3人の3様の人生の「哀しさ」が重なりあう。
皆、そこそこに『お金があんまりない』状態で
(作家さんも、オンボロアパートで、
ひっそり暮らしている、新作発表してないもんね)
それなりにつましい人生ですね。
●●煙草屋の主人オーギーは、写真の定点撮影を
「14年続けて」ます。
いつも、同じ時間に同じ所から、同じ風景を撮影します。
(けっこう、続けるとそこに『ドラマ性』がでてきますね。)
オーギーさんが作家さんに話す、
そのカメラにまつわる話
(14年前の話)が『X’masストーリー』になります。
店番をしてると、独りの黒人少年が
『ポルノ雑誌』を万引きします。
追っかけたオーギーさんですが、少年は逃走!
でも、財布を落として行きました。
中には少年の写った写真。
●「トロフィー」持ってる写真(すっげー、うれしそう!!)
●母親と、小さな赤ん坊の写真・・
オーギーさん、まあ、いいかって許してあげます。
『ここ、ブルックリンで
一度もいい事のない人生を過ごしていくんだから、
雑誌1冊くらいいいじゃないか・・・。』
免許証も入っていたので、身元もわかってます・・。
X’mas当日になって、『別に何する訳でもない』オーギーさんは
急に「免許証、届けてやるか・・・」って、
きまぐれに思い付きます。
住所に着くと、『盲目』の老婆が・・
(▼-▼)『帰ってきたのかい??』って、
ドア開けて出て来て
オーギーさんに抱擁します(--;) 。
もちろん、すぐに「お孫さん」とは違う事に
気付いたはずですが
2人とも、その「孫と祖母」の『ゲーム』を続けます。
楽しく「ディナー」を過ごして、お婆さん、
ワインのんでぐっすり眠ります。
オーギーさんトイレを借りて『帰ろう』って思いますが
トイレには、『盗品』の新品カメラが、5・6台あります。
(CanonのAE-1だそうです)
5・6台あります。オーギーさん、1台拝借して帰ります。
その後、『ちと、気になったの』で、
その3・4ヶ月後にもう一度、お婆さんを訪ねると
もうそこには、お婆さんは住んでいませんでした。
(たぶん、亡くなったのでしょう。)
作家さんが言います。
(⌒-⌒)『じゃあ、最後のX’masを、
楽しく君と過ごせたのだね・・・。』
( ̄ー ̄)『ああ、そうなるか・・・。』
映画自体は、別にそこそこ人生で出会いそうな
『ありそうな出来事』を、淡々と悲哀こめつつ描いています。
ウ~ン、『いろいろあら~な!!』って古いってか。
**カメラって言えば(▼.▼)y-.。o○
私のオヤジはカメラマニアでニコン党だった。
反抗気味だったわたしは絶対ニコンは買わなかったですけど。
(今はデジカメだし・・)
今から思うとオヤジは『気がいい』人生を
かなり不器用に生きて行く人で
商売もかなり「痛い目にあって」(ノ∀`)アチャー
子供としても『  ̄ω ̄ オヤジ何やってんだ?』でしたが
それなりに『憎めない人』だったらしい。(母親説)
あくどく商売やって儲けていい生活する人が多かったけど
オヤジはそれが出来なくて損してばっかりだった。
そのオヤジのことが
この歳になってわかる気がして来た。
今は『オヤジ!ありがとう』って言ってあげたいな。
L(-_-)_/☆Ω チーン
*なお、この作品に出て来るカメラを
ず~っとNikonのものだと勘違いしてました。
コメント欄にご指摘あったので
訂正、加筆して記事をあげました。
(_ _) ありがとうございました。
Nikonのものは「マディソン郡の橋」だったけか??