「人類SOS!」/(トリフィドの日) | シマ猫弾薬庫/紛争まっただ中

「人類SOS!」/(トリフィドの日)

08-05-06





「人類SOS!」/トリフィドの日

(1962年 米

監督 スティーブ・セクリー / フレディ・フランシス

原作 ジョン・ウィンダム「トリフィドの日」

特撮 ウォーリー・ヴィーヴァーズ

出演 ハワード・キール

キーロン・ムーア

ジャネット・スコット

マービン・ジョンズ )


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(^・x・^)


昔はいろんな局で


テレビ放映してくれて


けっこう楽しめたっすね。( ̄ー ̄)v


昔は白黒の印象が強かったんだけど


カラーです。


水野さんが紹介しれたのが最後かな。


作品は「人を襲う地球外植物から逃げる主人公一行」と


「孤島で植物の撃退法を調査する夫婦」の同時進行ドラマ


で展開します。



*****【プロット】*****


【主人公たち 避難編】


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ロンドン。


ある夜「流星雨」が


一大天体ショーを展開した。


事前に市民に告知されていたため、


ほとんどの市民がそれを観た。


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目を痛めて入院中のビル・メイソン(一等航海士)は


翌朝に包帯をとる事になっていた。


流星雨を見逃した事を残念がる。



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その夜

「王立植物園」の警備員がいきなり巨大な植物に教われる。


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翌朝、包帯が取れる時間になっても


病室には誰も来てくれない。


ビルは異変を感じ、自ら包帯を取った。


そして病院の荒れた状態に絶句した。


医師は盲目となり


彼の口から恐ろしい事実を聞かされる。


『流星雨を観たほとんどの市民は視力を失った。


謎の地球外植物(トリフィド)が歩行し


人間を襲いはじめた。』こと


それを告げた後、医師は自殺した。


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駅で身寄りの無いスーザンを助ける。


ビルは街の悲惨な状況に遭遇する。


街の機能は全滅し人は『盲目となりあてもなく徘徊していた』


もちろん電話電気は不通で回復する術もなかった。



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旅客機は操縦するパイロットも盲目となり


墜落する以外なかった。



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*スーザンはなかなかに利発なコですな。*


トリフィドが動いて人間を襲って来ます。


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ビルとスーザンは船でフランスに。


あてもないが、「助かった人たちと合流」しようとする。


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町外れでデュラン女史と出会う。


デュランさんは病院関係者。


(大きめの病院みたいです;お屋敷)


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メイソンが出かけてる間に


脱獄囚に襲われる病院。


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隙をついてデュラン女史を助け出す。


メイソンとスーザン、デュラン女史はなんとか車で脱出するが


病院は「トリフィド」に襲われた。



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生き残った事への罪悪感を話す


デュラン女史


フランスでも港は全滅していた。


3人はスペインを目指すことにした。


カディスに米軍基地があるからだ。


3人は広場で見つけた『宣伝用の車両』で移動を再開した。



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救いを求めて来たルイス夫妻。


彼の屋敷で3人は「潜水艦による避難が開始された」ことを知る。


トリフィドは近くまで来ていた。


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5人はフェンスを張って通電し屋敷を守る。


しかしトリフィドは屋敷を包囲した。



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屋敷にあったタンクローリーのガソリンで


トリフィドを焼き払うメイソン。


しかし、ここも長くはない。


スーザンの機転でトリフィドが『音に反応する』ことを確認したビル。


「スピーカーで音楽を流しながら」屋敷を抜け出した。


トリフィドを引きつけて他の4人の脱出を助ける。


ビルも車を捨てて海岸に着いた。


なんとか一行は潜水艦での脱出に間に合った。


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【もう1組の主人公:島の研究者夫婦】



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孤島で「海洋生物」の研究を進める夫婦



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ラボを離れて研究しているんですが


ご主人は「辟易」してます。


うまく世渡りできないタイプの模様。


流星雨の後の都会のパニックをラジオで聞いて驚く。


島にも見慣れない植物があることを妻から聞く。



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ついにトリフィドは2人を襲撃する。


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なんとか撃退する。


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解剖して研究するも、謎の植物トリフィドは


ミミズのごとく再生し


その生命力を断つ術はわからなかった。



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ついにトリフィドは再び2人を襲う。


2人は灯台の上部に追いやられた。


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追いつめられた旦那さんは


消火用のホースを掴み


海水をトリフィドに吹き付けた。


なんとトリフィドは解け始めたのだ。


研究してもわからなかったトリフィドの弱点は


地球を覆う海水だった。


地球は救われた。



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(^・x・^)y─┛~~~~



原作は「パニック映画」のごとく


劇的なエンディングではなかったようです。


『一連のゾンビ系』の元とも言える描き方ですね。


冒頭の「ロンドン」の様子は最近の「28時間後」とかにも影響を与えている感じ。


都市機能がなくなっているあたりとか


救いを求めて「あてもなく動く盲目の人」とか


助かったものの「暴力的になる」人とか


ここでは脱獄囚っていう「無法者」とかの要素が


現代的な作風を作ってます。


( `・ω・)σ 今鑑賞しても


そこそこおもろい。


まあトリフィドは「着ぐるみ」でそういう部分はしょうがないけどね。


「地球最後の男」と一緒にDVDになってます。


2作品でこの値段だったら ( ̄ー ̄)v だね。



(`・ω・´)b  ここだけの話ですが学者さんの奥さん役の女優さんは


大美人ですぜ