「レミーのおいしいレストラン」
監督 ブラッド・バード
ヤン・ピンカヴァ
脚本 ブラッド・バード
音楽 マイケル・ジアッチーノ
配給 ディズニー
私は吹き替えで鑑賞しました。
イーゴの吹き替えを担当なさっている家弓家正さんの声が
重厚でさすがでした。
原語で楽しめる方は
英語版はピーター・オトゥール卿ですので
お楽しみを ( ̄ー ̄)v
ネズミのレミーは5ツ星レストランのシェフ『グストー』の大ファン
グストーの出演するテレビ番組を観るのが楽しみ
彼の著書『誰でも名シェフ』を熟読するほどに読んでいる。
田舎を根城にしていた彼の一族は
とあることから『一族ごと』巣から命からがらの脱出をするハメに陥る。
一族と離ればなれになり下水管から這い上がったレミーは
夢に見ていた『パリ』に来ていることを知る。
それも『グストーの店』に。
レミーはグストーの店に『雑用係』として働くことになった青年リングイニの
スープの失態をフォローする。
それを見ていたリングイニはレミーとともに
2人(1人+1匹)で『料理人』として活躍することになる。
厳しい先輩コレット
リングイニ(レミー)に厨房での働き方を1から教える。
キツい女性だが、根は優しいんだろう(たぶん)
リングイニと恋に落ちる。
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レミーがフォローしたスープの味は絶品で
リングイニはグストー亡き後のシェフ『スキナー』に
意地悪半分で『料理を任される』ことになる。
レミー+リングイニの作った『スペシャルメニュー』は
大好評でスキニーは危機感を募らせる。
リングイニは実は『グストーの遺産相続人となるべき息子』だったからだ。
レミーの活躍で正統な店のオーナーとなったリングイニ。
追い出されたスキニーはなんとか『挽回』をはかろうと
リングイニの影にいるネズミの件を『衛生局』に通報する・・・。
また辛口の料理評論家イーゴは
『新しいグストーの店のシェフ』の評判が高いのに驚き
リングイニに対決を申し出る。
さてさて、「イーゴ」を満足させられる料理を
レミーは出せるのか?
スキニーの陰謀は?
衛生局の局員は???
ってなかなかに楽しく見れます。
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(^・x・^)
う~ん、この映画は
お子さんに見せるというよりも
大人の鑑賞を目的につくられたのでしょう。
(最近のディズニーってけっこうそうだね)
この映画は教えてくれています。
『青年が成長し、家を巣立って行くということ』
『職業とは?』
『夢をあきらめないこと』
『ほんの少しの偶然をしっかりつかんでいなければ幸運は去って行くこと』
『人生は、楽しいことが「そこそこ」あるかも知れないこと』
そして『新しい芽を摘み取らないこと』
それから d(☆ω☆)bキラーン!
なんといっても
『映画を見るのはなかなかに人生を豊かにしてくれこと』を