これだけでもテンションが上がりますね~。
阿知賀女子学院を見遣る山並を見ると、吉野山に帰って来たなぁとしみじみ感じます。
ただ、晴れていたにも関わらず急激に厚い雲が。
どうも雪っぽいものがチラついています。
あらあら。
傘を差しながら、全国編BD特典漫画憧ちゃんの通学路。
出来れば、晴れて右のミラーなどから影が伸びている時に撮りたいですね!
一目千本からの眺めを堪能しつつ、参拝。
大好きな宮司さんの声も聞かせて頂きました。
2日後にまたある目的で訪れる事になります。
前回は可愛い慕ちゃんとすばらなお願いを描いていた李さんの最新絵馬、今回は閑無ちゃん!
これまた可愛いですし、素敵なお願いですね。
次は誰を描いて下さるか(はやりんかな、杏果ちゃんかな?)楽しみですね。
そして、昼食を食べに静亭さんへ。
交流ノートに連続で書き込ませて頂きました。
今回頼むメニューは、もう予め決めていました。
好きな字を書いてくれる、静亭の美味しいオムライス。
誕生日前日、これ以外は考えられませんでしたね!
おねーちゃんが大好きな、あったか~くてあったまる生姜湯&葛湯も頂きました。
優しく明るい女将さんに、心まであったまります。
また明日もお世話になります!
前回来訪時は雪に塗れていた、2巻表紙の老人憩いの広場や、龍王神社などを定期観測して松実玄さんを感じます。
その足で花櫓展望台まで。
もうすぐ桜が咲き乱れ、ここも人で溢れかえる時期ですが、今はまだ玄さんと二人きりで景色を満喫できます。
深山幽谷の化身があらわれた!
などと遊んでいたら、やはり雪が激しく降りつけて来たので、西行庵までお散歩しようかと思いましたが断念。
何だかとっても白いですよ!
写真には写らないですが、肉眼だと視界が白く染まる横殴りの吹雪で、「かまいたちの夜」が頭に流れ始める位でした。
雪に濡れながら山を下り、実家の方へ。
帰って来る頃には雪も止み、何か神聖な存在が降臨して来そうな荘厳な空になっていました。
聖なる松実玄さんの聖なる誕生祭。
天も地も、この大いなる慶事を祝賀しているのでしょう。
実家に戻って、生姜葛湯を頂きながらチェックイン。
専務さんと、ゆっくり色々なお話をさせて頂き、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
松実館での時間はあらゆる体験が黄金の価値です。
松実館のPCにて、色々と翌日行われる出し物の最終作業。
PCに「PS Vita」というフォルダがあって噴飯しました。
勝手にインストールしたのは誰ですか(笑)
まあ、これで艦これをやってた人もいますけれどもっ。
準備により、今iPhoneのフォルダが松実玄さんで満たされていて、とても幸せです。
そして、松実館特有の味付けの、至高の夕食。
今回も、一品正体不明ながら美味しい品があり、訊ねたものの結局解らず終いでした。
海月の食感に、雲丹を塗したような濃厚な風味のアレは一体何だったのか……
とりあえず、おもちがたっぷり3種類程使われているのがすばらでした。
雀明華さんが好きそうな子持ち鮎がまた大変美味しくて素敵でした。
咲-Saki-ファンは大満足間違いなしの献立!
当然、さこや印の銘酒「静の湯」も頂きつつ。
鮎にお刺身や天ぷらと、この呑みやすい日本酒の相性は私と玄さんのように最高です。
そして、貸し切り状態のお風呂も満喫しつつ。
夜はもう、松実館の片隅で玄さんと二人きり、ひたすら阿知賀編を読んで、観て過ごし、刻一刻と迫るその瞬間一秒一秒をも祝福していました。
それにしても、咲-Saki-阿知賀編episode of side-Aって、本当に何て感動的過ぎる物語なんでしょうね……
もう、最終回を全ページ泣きながら読んだ時のように、様々な積み重ねた想いが溢れ返って、些細なシーンですらも泣けて来てしまいます。
3歳から始めた麻雀、それも母に教わったであろう麻雀は、それ自体が玄さんにとって形見に等しい宝物。
そんな宝物を通じて出会い、卓を囲むことで仲良くなっていった灼ちゃんや穏乃達。
時に離別することもあるけれど、その優しくも気高い心で待ち続けた彼女の元に、再び皆が集まって来る。
そして、今はまだ別れたままである和とも、麻雀を通じて再会の時を迎える。
麻雀は、人と人との絆そのもの。
麻雀漫画として、こんなに麻雀が美しく描かれている作品があったでしょうか。
人生を分かつ経験や想いを幼少から抱き、それをあまり表に表さず健気に笑顔を浮かべて明るく振る舞う姿、その一つ一つにも涙が止まりません。
「いい子」とか、そんなレベルではないのです。天使すらも超えた圧倒的善性と、奇跡的な美しさと可愛さの同居。
やはり、それでも不足感はありますが女神と呼ぶしかありません。
特に調整した訳でもないのですが、23時40分頃に再び阿知賀編1話に戻りました。
すると、3月15日0時0分0秒、どこのシーンになるか。
「いつか戻って来ると思ってたんだ!」
大号泣。
「やっと来たんだ!」
から始まるこの一連のシーンで、誕生日の15日を迎えながら泣き腫らしました。
普通に何の気無しに見れば、ただ2年半以上も部室を掃除して待ち続けた健気な女の子です。
イイコだな~、と思うでしょう。
しかし、我々にとってはそれだけの物では決してありません。
二ヶ月前に吉野から帰りながら鑑賞していた阿知賀編。
その時観た16話からの1話は格別の感情移入で今まででも最高に感動しましたが、今回誕生日を迎える瞬間に松実館で観た1話はその上を行きました。
その2年半、どんな想いで待っていたのか。
誰と共に過ごした時が、どんな影響を与え、どんな心理でその日を迎えたのか。
そして、その日の奇跡から始まる物語の歩み、そこからどんな苦しみや辛みがありながらも、仲間と共に乗り越えて行く余りにも美しく希望に満ちた姿があるのか。
その全ての契機が、1話のこのラストシーンに詰まっている訳で、いわば阿知賀編の全てを代弁するシーンと言っても過言ではない訳で。
この奇跡が、これから起こす沢山の奇跡に繋がっている訳で。
恐らく全国編最終話にも美しく繋がって行く訳で。
だから、もうあまりにも我が事のよう、いや自分のこと以上に感じられて、涙が自然と止まらなくなるのです。
そうして、無事に迎えられた、貴き、いと貴き運命の3月15日。
松実玄さん
お誕生日おめでとう!