前のブログでは速報をお知らせしました与那国島国際カジキ釣り大会についてのリポートをご案内します。
今回の大会は与那国島の遊漁船三加丸さんに乗船して出場しました
出港は午前7:00と本州の大会よりやや遅めのスタートです
出場艇全31艇が安全のため港をスローでスタートしていきます
早朝にも関わらず多くの島民の方が見送りしてくれます
港の出口付近よりエンジン全開スタートフィッシング!
そして10分後アウトリガーロングにパクラジェットスプロケットルモ、センターロングにパクラジェットミディアムスプロケッットスティンガー、ショートリガーにパクラジェットスプロケットブラックベティーの計3本のルアーを曳きます、ルアーの選択としては定番のシイラカラーのルモ、カツオカラーの最強カラーのスティンガーをベイトの大きさを考えてミディアムサイズです(今鳥山のナブラのベイトは小さなシビ、カツオの稚魚のためサイズはミディアムサイズです)
曳き始めから1時間後センターのスティンガーにヒット!100メートルでた後フックオフ、すかさずロッドを外して誘いをかけるとまたヒットそしてなんとリーダーブレイク、仕掛けを回収するとリーダーから切れている、切れ口がザラザラなので2回目のヒットはビルにリーダーを巻いた状態だと思います、残念!
予備で用意していたミディアムスプロケットスティンガーを再度リギングして曳き始めます
そして午前10:50頃中層漁礁付近のロングリガーのルモにカジキが横から飛びついてヒット!
我がチームはルアーオンリー、スタンダップファイトオンリーです(生意気なようですいませんが、ルアーを販売するトローリングショップのチームがライブベイトではお話になりません、絶対にルアーでなければならないのです)
そしてブレイドの代理店でスタンダップを推奨する以上当チームは
スタンダップファイトです、ハーネスはヘビー用のブレイドサムライハーネスとサムライロッドベルト
を使用、このタックルでスタンダップファイトは楽勝です、この余裕ご覧ください
20分でランディング完了です
早々に帰航して検量を行います
今年はファーストマリーン
なんとお立ち台には美人のレースクイーンにお出迎えしていただき記念撮影です(今までのどこの大会よりも華やかだなと思いきや彼女たちは本物のオートレースのレースクイーンで出場者の方が連れてこられたそうです!さすが国際大会ですね~)
大会でのファーストマリーンは気分がいいですね、ありがとうございます
その後艇に乗り込み戦列に復帰、2本目を狙います、午後になると日差しが強くなり水温計が30度を超えてきました、ルアーでのトローリングでは海水温が30度を超えるとカジキの活性は落ちヒット率は一気に低下します、その点ライブベイトでのは海水表面より下のため可能性は十分あります。
気持ちはライブベイトに傾きますがそれは禁じ手なので水温が幾分低い島近くの海域で曳き続けます
やはり予感は的中!ライブで160kgがランディング!そして1艇がルアーで30kgのカジキを釣ったそうです、本日はこれにて終了。
2日目も午前7:00に出港
この日は朝から水温が高く島近くの沖合にてトローリング開始、午前8:00過ぎでも水温計は29.2度と苦しい展開になりそうです、そして午前11:00過ぎ干潮より上げ3分でセンターのスティンガーにヒット50mほど出てフックオフ、ルアーをチックするとリーダーがザラザラに、カジキです、残念
この様なバイトがさらに2回ほどありましたが乗らないのです、活性が低くカジキが小さいためだと思います、午後からは水温は30度以上となりノーバイト、そしてストップフィッシング、この日もライブベイトでの5匹の釣果があがり、当チームは4位の成績でした。
総論として去年はルアーで全くヒットがなくボウズだった分、今年は1本をランディングしたのと取れなかったものの3回のヒットと、退屈しない大会でした、これは水温を気にしながら曳いてくれた船長とバイトした地点を徹底的にマークして引き続けてくれたのが功を奏したのだと思います、勝負は入賞外の4位でしたがお立ち台に立てたのとルアーで1本捕れたのが収穫でした、来年は水中ルアーを試してみようと思います(現在テスト中のルアーがあります)
最後に与那国町の大会関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。