ロンドン五輪の男女の柔道が女子はメダル獲得数が最低で男子は公式種目になって初めての金メダル無しの結果になり、批判されています。私個人の感想では男子は実力通りの結果で女子は男子の金メダル無しに隠れていますがメダル3個は期待度を考えると惨敗だと思います

そしてこの結果で柔道の上層部は誰も責任を取る言動がないのを見て、日本の古いダメ組織の象徴だなと思いました。Judoだけでなく柔道でも外国人選手に負けたのは深刻だと思います

私なりにこの結果の原因を考えてみました。まずは柔道上層部が指導している技術が今の国際化したJudoにはガラパゴス化していて、通用しない部分が多いのではないかと思います

国際化したJudoはルール改正に世界中で必死に対応しているし普及すれば技術もどんどん進化しています。これを柔道上層部が古い考え方で対応してもついていけないでしょう

また五輪代表選出の方法も国際試合で外国人選手相手の結果を最優先で選出するべきだと思います。また代表選考会が五輪3ヶ月前の日本の試合で強化合宿ばかりが多く選手達が日本選手相手の対策に追われ、怪我を治す時間もないシステムは選手をベストの状態で五輪に派遣できないでしょう

私は女子48キロ級と52キロ級は代表になった福見選手と中村選手より、当時ランキング1位だった浅見選手と西田選手を派遣するべきだったと思いました。特に浅見選手の国際試合の1本勝ちが多い圧倒的な内容はもったいないですね

それに日本の柔道界は異端や改革の人達を追い出すのが特徴で派閥で支配されているように見えます。そして古い考え方が絶対では選手に負担ばかりいき、上層部が責任をとらないというなら最悪でしょう

それでは改革をどうするか考えるとまずはフランスやロシアなどから外国人コーチを入れることから始めるべきで世界の情報収集や最新技術などを学ぶ状況にするべきです

さらに国際大会と日本の大会を別に考えて国際大会の結果を最優先に代表を選ぶべきで日本の大会もできるだけJudoに合わせるべきです。日本の柔道に強いよりもJudouの強さを最優先するべきでしょう

さらに選手の所属組織や選手個人の自由を増やすのも今の代表を見ているとやるべきでしょう。連盟が束縛して強化合宿しても成果があるように見えないのが問題です

結局大会の結果が悪かったら分析検証して対策を取り修正していくのが大切でどの分野でも当たり前ですね