AKB48の大島優子を全面に出したピクサー社のディズニー映画の「メリダとおそろしの森」が歴史に残る大コケをして、ネットで話題になっています。この映画は北米で大ヒットして、北米に次ぐ第2位の市場の日本では目標50億円という設定でした

それが日本の初動で1億5000万円を割り込み、今のペースでは10億円に届かないと言われています。570スクリーン位の映画でこの数字は衝撃的です

少し前の時期に同じAKB48の前田敦子の「苦役列車」も大コケと言われましが、1スクリーンの売上が「苦役列車」より低い惨状です。前田敦子の映画はまだ文学作品という言い訳ができますが、大島優子はピクサーディズニーという世界的なブランドで大コケは衝撃的です

これはピクサー社やディズニーの関係者が電通にうまくのせられたと思いますが、日本の担当者は処分されるひどさです。広告代理店としての電通のひどさが際立つ醜態だと思います

私はなぜこれだけ大コケをしたのか気になって、少し調べたらこの映画の宣伝というより、大島優子の宣伝になっているという感想が多いです。AKB48関係は「商品」よりAKB48が目立ちすぎるという話はよく聞きます。マーケティングの初歩的すぎるミスで情けないです

そしてすごいのは電通主導のテレビ局があれだけPRしても大コケの話は隠蔽していることです。電通と京楽の直営アイドルらしいなと思います。まあピクサーディズニー映画のブランドよりAKB48を拒否する力が大きかったのでしょう

それにしてもテレビの視聴率や映画の興行収入やライブの動員数などCD売上のような誤魔化せる数字以外はAKB48の結果は悲惨ですね

それでこの「メリダとおそろしの森」は次週にはスクリーン数を大幅削減されました。日本担当者から映画館まで大迷惑の展開で広告代理店の電通のマーケティング能力のひどさがわかります

これは当然ピクサー社やディズニー関係から日本へ調査が来るレベルで今後の展開に注目します