関東地方は暑さが一段落していますが、相変わらず ダラけた毎日を送り、ブログもサボりがちな私です…。
…『ジャパンキャンサーフォーラム2016』 では、色々なセッションを受講させていただきました。
内容をシェアしたいと思ったのですが、どうも上手くまとまりません。
なので、私が理解した範囲の事と感想などを簡単に記してお茶を濁そうと思います。
講義内容をそのまま書いている訳ではないので、その辺 誤解なきようお願いします。
★『がんと食事、栄養のこと』
“がんに負けない体づくりのための栄養や治療中の食事の工夫” (JCF2016 より)
…がん患者や家族にとって、治療中・治療後の栄養と食事のことは 大変気になると思います。
治療の副作用や後遺症により発生する食事の問題、どのようにQOLを保ちながら栄養を取るか、食事の工夫についてなどのお話でした。
講演者は、 大妻女子大学家政学部 がん病態栄養専門師・川口 美喜子氏。
まずは、理想的な食生活について。
☆ 減塩は、やはり必要です。
成人女性…7g/日、男性…8g/日 以下が目標摂取量とされています。
☆ 野菜＆果物を豊富に摂取すること。
…400g/日 くらい摂れると望ましい。
☆ 肉は摂り過ぎない方がいい。
…500g↓/週 に抑えるのが望ましい。
「ご飯・パン・糖類」
「肉・魚・たまご・大豆類」
「野菜・煮しめ類・海藻・きのこ類」
それぞれをバランス良く食べる事が大切。
川口氏は、食に対する日々の意識を高め、
栄養バランスのとれた食事の習慣化が期待できる食器セットなどを開発しています。
また、 おしっこの色を見る、週 1度体重を計るなど、簡単なセルフチェックも必要です。
…治療の副作用や病の悪化などで、食欲が落ちたり食事が思うように取れない事は ままあります。
食事を取ることは生きること。
食事が取れないことは体力を奪われていくこと…。
そんな思いが強く、食事量が低下することを不安に思う場合があります。
食べたいものを食べられないことは辛いことです。
体重が落ちていくこと、筋肉が落ちていくことに不安を覚えます。
でも、食事にはいろんな工夫があります。
食事は、楽しく美味しく食べてこそ、生きる糧になります。
美味しく食べられるヒントはどこにあるのでしょうか。
食事が思うように取れない時は、やはり 栄養云々よりは、食べたいものや食べられるものを食べられる時に…というのが基本です。
冷たいものを少量、 口の中にとどまらないもの、個人的にイケるものなどを食べるようにします。
食べられる体力がない時は、アバンドなどサプリメントや、プロシュアやエレンタールなどの栄養剤に頼ってみましょう。
栄養剤で薬を飲んだり(後から水も飲む)
紅茶で割ってもよいそうです。
他に…
スポーツドリンク、牛乳、シリアル(牛乳やヨーグルトで)、梅酒ゼリー＋ヨーグルト、
鯖缶、鰯缶、ココナッツオイル、エゴマ
…などの食品名が上がっていました。
味覚障害や悪液質などで 殆ど食べられない時も、個人的に“コレならイケる”というものがある場合が多いそうです。
そういうものを上手く取り入れて 工夫してみるとよいそうです。
少量のお酒なども使ってみても…。
なお こちらのサイトで、がん患者が抱えるであろう「食事の悩み」の解消を目的とした食事、レシピ集を紹介しています。
↓
参考になると思います。是非ご覧下さい
…ホントにまとまっていませんが、なんとなくどんな事が話されたか想像してもらえればいいな、と思います。
(間違い、勘違いなどは是非ご指摘を…
)台風が来ているようですので、通過地域の皆様はお気をつけ下さいね
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