何か問題 あるのでしょうか
猪瀬直樹氏を初めて知ったのは、
盛んに道路公団の不正を追及していた頃。
テレビの中で作家として紹介された猪瀬氏は、
何もかも見通しているかのように振る舞っていた。
元全共闘のリーダーとのことで迫力は十分だった。
都の副知事の頃のイメージは、さほど変わらなかった。
しかし都知事に就任してからは驚くほどに変貌する。
特に東京五輪のプレゼンの時はまるで別人だった。
徳洲会からの5000万円借金を都議会から追及される様は、
かって猪瀬氏に追いつめられた人の姿そっくりだった。
猪瀬氏が疑惑の渦中にいる要因は、
借入金が選挙運動のためと証明されれば、
公選法違反に該当する可能性がある点。
そして徳洲会側が何を見返りに期待していたかという点。
東京都議会は、この2点を厳しく追及しているはず。
これから注目されるポイントは、
猪瀬氏が都知事辞任を決断するまでいくのかどうか。
捜査のメスが及んで逮捕となるのかどうか。
東国原氏が都知事選を考え議員辞職したと言われるように、
このまま幕引きにはならないと思う人が結構多いのでは。
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