放置ママチャリを整備して乗る2 (10)ペダル交換は大げさに言うと「世界が変わる」くらいすごい | iven works

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ないなら作ればいいじゃない。

狭い世界に住んでいます。ねびです。

もう12月だって。
さて、赤ママチャリの話。



前回、ワイヤーを交換して色合せをしました。
コレを見て、ふつふつと「ペダルも白くしたい…」と。



最初から付いていたであろうプラスチックのペダル。
多くのママチャリにこんな感じのが付いていますね。

「踏めればいいじゃない」っていう方も多いと思います。
が、ペダルはね、交換すると、「効く」んですよ。

なにしろ、人の力を自転車に伝える接点。
普段あまり意識しませんが、ママチャリペダルはかなり「滑ってる」んです。
特に、しばらく乗ったり雨ざらしにしたりで表面の突起が潰れて丸くなったもの。

ペダルが滑ると、乗っていてバランスが取りにくく、立ち漕ぎでは踏み外さないように余計に気を使い、なにより力が伝わらない。
結果、疲れます。

ここがしっかりすると安心感が違う…と思いますよ、私は。



ともかく、今回はペダルの色合わせが主目的なので、乗ってる人からすれば形は「かわいければ良い」らしい。
せっかくなのでデカペダルに交換です。

選んだのはこれ、タイオガのシュアーフットスリム。



靴底を逃さなそうな、この立派なトゲトゲを見よ。
プラスチック製なので大きさの割に軽量です。

街乗り用に付属の反射板を取り付けています。
穴に差しこむだけの簡単装着。

個人的には一般的なプラットフォームペダルやフラットペダルより上下に薄く、力のロスが少ないと言われる形状が気になったので選んでみました。

さっそくペダルを外しまして…



並べてみる。
踏み面の大きさが、ママチャリペダルの2倍はありそう。
これは期待できる。

反対側も外して、ちゃちゃっと装着。
外す時に多少の固着が見られたので難儀しましたが、どうにか外せました。
激重の鉄クランクですが、アルミと違って固着したりネジ山が潰れたりしにくいのはありがたい…かな?


装着完了。でけー!
交換前はこんなでしたが…

交換後はこんなふうに。


さすが白ペダル、目立ちますね。
あー、タイヤとグリップも白くして、ライトを砲弾型にしたらやることないな。

ちょっと乗った感じだと安定感は圧倒的。
靴底をがっしり掴んで滑りません。これが楽なんだわ。

あとは現乗り手の感想をまつばかり…。