26インチだけどモンスタークロスみたいな何かを目指してみたが | iven works

iven works

ないなら作ればいいじゃない。

ちわ。
ねびです。


通学車、プジョーVTT205のハンドル、サドルにタイヤを替えました。
ついでに多少まともっぽい写真も撮りましたよ。

まずは交換前の姿。

付いてるハンドルはスペシャライズドのアナトミックバー420mm。
最近MASONではTranz-Xのショートリーチドロップ400mmを使っています。

これが中々、ドンピシャにハマりまして。
下ハンを使うと長らく悩まされた尻痛が緩和されてる気がします。
体重の分散とかいうやつができているのやも知れません。

そういうわけで、MASONから外して余ったスペシャハンドルはプジョーにつけていました。



リーチもドロップも大きめです。

何よりドロップがでかいので、自転車全体の見た目がエライ頭でっかちに見えます。
さらには400mm幅くらいがピッタリな気がしてきたので、420mmは幅広。



と、言うわけで、幅の狭いハンドルがすっかり気に入って、プジョーのハンドルもショートリーチのTranz-Xに交換してみました。

Y'sRoad池袋チャーリーで長らく安売りしてるハンドルです。
試しに更に幅の狭い芯々380mmを選んでみました。



装着にあたって平らな板をあてがってハンドルの端とブレーキレバーの先端の計4箇所が接触するようにするとブラケットの高さが左右でずれなくて良いって、のりりんに書いてあった。


それはさておき、ちゃちゃっと固定。

287Vは相変わらずワイヤー出口がしっくり来ません…。バーテープが細く巻けない…。ポジション出しの意味で当面バーテープは巻かないつもりなので、まぁ良いんですが。

ショートリーチで握り位置が近づいたので、可変ステムの角度を弄ってすこしハンドルの取り付け位置を下げています。


で、さらにサドルをMASONで使ってたVELOのVL-1133に交換。
尻痛に耐え切れずに交換したものですが、通学用途で短距離しか乗らないからシュッとしたのにしてしまえ。


ほんとはサドルをあと10mmくらい上げたいのですけれど、固着したシートポストが取れないのでできません。
ちょっと低めです。んー。


で、更にそろそろ傷んできたタイヤを交換。



トレッド面の摩耗はまだまだ限界には程遠いんですが、サイドが全周に渡ってヒビだらけです。
前々から興味のあった太いスリックタイヤに交換。
中古を安く手に入れたスペシャライズド・ヘミスフィアの旧モデル。26x1.95。



ミシュラン・シティ(26x1.4)からすると随分ファット。
しかも見た目通りに重量も重い。
これは旧モデルのトレッドパターンですが、現行モデルは880gもあるんだとか。

スペシャライズド・ジャパン ヘミスフィア 

トレーニング用だ…。
しかもスリックタイヤじゃなくて「トレッキングタイヤ」って言うらしい。
1.5以上の太さのタイヤを使うのは何年ぶりだろうってくらい久しぶりです。
軽いタイヤの出足の良さが好きなもんですから。

ただ、最近サーリーとかのファットバイク、しかも29インチタイヤにドロップハンドルを付けた「モンスタークロス」が面白そうだなぁと思ってまして、ちょっとやってみたくなったのでした。

太いタイヤは乗り心地が良いし。
特に不意に段差に突っ込んだときの突き上げが軟らかい気がします。
MASONが後ろだけ1.5を履いてるのは、尻痛をちょっとでも緩和しようともがいてた頃の産物です。


みるからにずっしりしたぞ…。

ちょっと乗りましたが、びっくりするくらいの「落ち着き」を得ました。
加速も鈍いし、ハンドリングも重い。
飛ばす気にならない。
すげー落ち着いてる。
たぶんMTBのブロックタイヤから交換したならこれでも軽くなった気がするんだ…。


加速が鈍いのはタイヤの重量も効いてるんでしょうが、さらにタイヤが大径化したことでギヤ比がキツくなってるのも大きな要因です。
52Tのチェーンリングが着いてますが、48Tあたりまで落としてもいいかも…。


街中の舗装路だったら荒れてようが突っ込んでいけるのは気分が良いです。
反面、遅刻遅刻ぅ!って言いながら学校に向かうには向かないですね(笑)

タイヤがずっしりしたので、キャリアとかスタンドを外しました。
取り付けたもののあんまり使ってなかったので、なんとかなるだろう。


ちょっとしか乗ってませんが、ダンシングで振り回した時の軽さは出ました。
あと駐輪場のラックに入れるときに軽い。
あ、スタンド外しちゃったから写真とる時に立てられないな…。
つっても今までのタイヤに比べりゃすさまじく重いけど。

このタイヤに飽きたらきっと1.5くらいの軽いタイヤに戻ると思います(笑)


【2013年4月24日追記】

交換してから通学で3日ほど乗りました。
相変わらず飛ばす気にならないほど重いです。

ただクソ重いだけだと思ってたヘミスフィアですが、太いだけに段差とか縁石のヘリを使って飛んだり跳ねたりがめちゃめちゃ楽しい事が発覚。
30cm位だったら平気で飛べます。
そういえばこのプジョーはMTBだったと、改めて思い返す次第です。

細いタイヤでこれやると、どっか壊れるんじゃないかってくらい着地の衝撃がすごかったのですが、「ドシン!」が柔らかく吸収されます。これはいいぞ。
太いタイヤの自転車に乗るのが久々すぎて、こういう利点があるのをすっかり忘れてました。

いやー楽しいわ。
装着にあたって、特に何も考えずにバルブ穴とロゴを合わせてしまいましたが、タイヤとホイールのバランス取りをすると面白いかもしれません。
とかいうのも、こんな動画を見つけちゃったから。






なんせタイヤ単体で公称900gもあるんですから、やったらずいぶん変わるかも?
また一つやってみたい作業が増えました。

ではまた