ねじを回すドライバー、多くの方が使ったことのある工具ですが、どこかの景品でもらったようなドライバーを使って、プラスねじの溝を舐めたりして、いい思い出もなかったりします。
だからなんですが、お店でもよく聞かれる質問のひとつ
「ドライバーってどれがいいですか?」
そうですよね~、ドライバーは100円ショップでもホームセンターでも、いろいろなドライバーを売っていますし、もちろん僕のお店でもいろいろなドライバーを売っています。
しかも100円ショップで売っているドライバーと、僕のお店で売っている一番高いドライバーは4,000円もしますが、その差は何?
どれを選んで良いのか?分からなくなるのは当然です。
そこで、ドライバーの本来の目的であるねじ回しが楽しくなる!
今まで使ったドライバーとは違う!と思えるようなドライバー選びの3つのポイントを3回に分けて紹介します!
今日はその1回目
まずは、グリップの形状です。
グリップの形状は、メーカーさんによってもいろいろあります。
そのグリップを握る手の大きさも人それぞれですし、その握り方も人それぞれです。
だから、まずは実際に使う時と同じ握り方で、「握りやすい」「力をかけやすい」「しっくり来る」
これらの感覚を得られるグリップのドライバーを選ぶのがポイントなんです。
経験ありませんか?
力をかけて何かを握ったりする時、しっくり来ないと何度も握りなおしたり、握りにくくて本来の力を発揮できなかったこと・・・。
ドライバーも一緒なのです。
十字ネジをドライバーで回す時、カムアウトと言って、ドライバーの先端が外に押し出される力が発生します。
それを防ぐ為に押しながら回すんですが、その時に握りやすく力が掛けやすい方がしっかりと回せられますよね。
ほんと笑い話なんですが、以前お店で働いてくれていた女性スタッフが
「店長~、組み立て家具のネジがどれもあと1センチがねじ込めないんですが・・・」
そう言う彼女に、僕の使っているスイス製のドライバーを渡しました
すると翌日。
「店長!簡単に全部のネジがねじ込めました!ドライバーってこんなに違うんですね!」
ドライバーの違いのすごさに感動した彼女は、その後もその実体験をもとにドライバーを沢山販売してくれました。
まとめ
ドライバーを買う時は、実際に使う時と同じ握り方で握って、力をかけやすい!しっくり来る!
そう感じたドライバーを選ぶといいですよ。
次回はドライバーの先端についてご紹介します!