今日は、超極薄のソケットを紹介します!
これを上手に使いこなせるか? それは、あなたの腕次第!!
お店に立っていると、「薄口のソケットありませんか?」と聞かれる事がよくあります。
そんな時、一般的には、SNAP-ONやネプロスを紹介するのですが、これからは、KING TONYを紹介します!
写真右がKING TONY
今回は、12mmのディープソケットでnepros・SNAP-ON・KING TONYを比べています。
横から見ても、よく分かりませんが、上から見ると、一目瞭然!
3つとも12mmのディープソケットです
一番右のKING TONYは、ソケットのサイズが違うんじゃないか?と思うくらい外径が小さいです。
もっとハッキリと数値で見てみましょう!
まずは、SNAP-ONの外径をノギスで測ってみます。
SNAP-ONの外径は、約16.5mm
次にNEPRSO
NEPROSも外径は16.5mm
そして、KING TONY
なんと!15.2mm
あの薄いと思っていたSNAP-ONやNEPROSよりも1.3mmも薄いです。
ちなみに、汎用のKTCの12mmの外径は17mmです。
もちろん、強度は、落ちます。
そりゃ~、こんなに薄いんですからね!
でも、自分で薄くして作ったソケットよりは、いいでしょ。
僕、これを見て思ったんですが、壊れない工具はもちろん大切です。
でも、そればかりを追求すると、こんな工具は生まれません。
使う側が、過剰な強度を求めれば、工具はどんどん肉厚になります。
スポーツ選手にも、いろいろな体型があるように、工具だって、使う場所や目的に合わせて、形や強度があるわけで、
どこにでも、なんにでも使える工具は、秀でる特徴は無い、と思うのです。
製造する側は、壊れない便利な工具を作る。
使う側は、工具を壊さないように上手に使う。
お互いが、こんな気持でいれば、もっともっと便利な工具が生まれるんじゃないかな?
そんな事を思いました。。。