「ベルヴェデーレ宮殿」を観た! | とんとん・にっき

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現在のベルヴェデーレ宮殿は、「オーストリア・ギャラリー」として、芸術作品の展示を行っています。特に上宮はウィーン分離派の作品を多数収蔵していることで知られています。クスタフ・クリムトの「接吻」や「ユーディットⅠ」、エゴン・シーレの「死と乙女」など、傑作が一堂に会しています。が、しかし、目の前まで来ているにもかかわらず、今回のツアーでは内部見学がコースに入っていなくて、泣く泣くその場を離れました。ままあることですが、格安ツアーの悲劇です。


「ベルヴェデーレ宮殿」

ウィーン・バロックの推進者でエルラッハのライバルだったヒルデブラントは、より優雅な作風を示した。この作品は彼がオイゲン公のために建てた夏の宮殿で、活気に富んだ明るく華麗な壁面は、突出部やフランス風の屋根によって優雅にまとめられている。ロシアとの微妙な接続、階段室の卓抜な意匠が注目される。(香山研究室編「ヨーロッパ建築案内」より)


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クリムトの宣伝カー

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グスタフ・クリムトの作品


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「図説クリムトとウィーン美術散歩」

1998年10月23日初版発行

著者:南川三治郎

発行:河出書房新社








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