ギャラリー枝香庵で「須飼秀和展」を観た! | とんとん・にっき

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須飼秀和展:ギャラリー枝香庵

須飼くんの個展が銀座で開催されました。僕が行ったのは4月30日最終日のお昼頃でした。エレベーターの位置がわからず、結局8階まで階段でのぼり、観る前から汗びっしょりになりました。「ギャラリー枝香庵」、小部屋が幾つかある、ちょっと変わったつくりのギャラリーでした。屋上テラスがまたいい。ここが銀座かと思うほど、ゆったりとくつろげます。一通りぐるっと作品を観て回り、屋上テラスでお茶とお菓子をいただいていると、昼食に出ていた須飼くんが帰ってきました。


僕が最初に須飼くんと会ったのは、「いつか見た蒼い空」の展覧会が、銀座の「ギャラリーゴトウ」で開催されたときでした。2010年12月11日です。「いつか見た蒼い空」の本にサインをいただいたので、その日にちがわかったというわけです。その後も何度か会ってはいるのですが、どうも仲間内の飲み会の時ばかりだったようです。お薦めは、作家たちの原風景を描いた「私だけのふるさと」です。40篇の文章と挿絵は毎日新聞夕刊の連載企画「帰りたい 私だけのふるさと」(2008年4月~2012年6月、全205回)に掲載されたものです。


須飼秀和展

日時:4月21日(火)~30日(木)11:30~19:00

    (日曜日と最終日は17:00まで)

会場:ギャラリー枝香庵 (えこうあん)

    中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング8階







須飼秀和くん

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須飼秀和:略歴
1977年8月,兵庫県明石市生まれ.画家.98年にバイクで西日本を回り,出会った人々の温かさや風景に触れ,郷愁をテーマに絵を描くようになる.2004年3月,京都造形芸術大学芸術学部 美術・工芸学科洋画コース卒業.同年12月,初個展をギャラリー島田で開催.〈主な作品〉「郷愁の風景」(スケッチ連載(全8回),神戸新聞明石版,04年8月),「やわらかな情景」(絵・文,神戸新聞夕刊,毎月第1土曜日掲載,06年4月~08年3月),『長崎南蛮文化のまちを歩こう』(表紙・挿絵,岩波ジュニア新書,06年11月),「帰りたい私だけのふるさと」(挿絵,毎日新聞夕刊,毎週木曜日掲載,08年4月~12年6月)〈主な個展〉「やわらかな情景」(06年8月,ギャラリー島田),「いつか見た蒼い空」(09年7月,明石市立文化博物館)


「画家・須飼秀和のこと」:シーズ・プランニング

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須飼秀和・画「私だけのふるさと 作家たちの原風景」を読んだ!

ギャラリーゴトウで「須飼秀和個展」を観た!


sugai2 「私だけのふるさと 作家たちの原風景」

2013年3月27日第1刷発行

編者:毎日新聞夕刊編集部

画:須飼秀和

発行所:岩波書店

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「いつか見た蒼い空」

画:須飼秀和

発行日:2009年8月5日

発行所:シーズ・プランニング

発売:星雲社

制作:シースペース
編集:シーズ・プランニング/シースペース