ポーラミュージアムアネックスで「EXHIBITION OF WONDERWALL AR」を観た! | とんとん・にっき

ポーラミュージアムアネックスで「EXHIBITION OF WONDERWALL AR」を観た!


ポーラミュージアムアネックスで「EXHIBITION OF WONDERWALL ARCHIVS 02」を観てきました。前回観たのは、まったく偶然にポーラミュージアムアネックスに立ち寄った時に観ることができました。それまで片山正通という人をまったく存じ上げませんでした。近いところで仕事をしているようで、だいぶ離れているなというのが第一印象でした。その時の様子は、以下の通りです。

「EXHIBITION OF WONDERWALL ARCHIVS 01_10・・・」 を観た!


今回、始めて僕が行ったことのある“場所”が出てきて驚きました。それはJR代々木駅からすぐ近くの「代々木VILLAGE」です。変形の敷地に、通り抜けられるように、上手い具合に建物を配置し、そのほとんどが“コンテナ”を積み上げたものでした。なかなかうまく出来ていて、感心しましたが、このプロジェクトのコンセプトプロデュースは、小林武史氏が率いる「kurkku(クルック)がかかわっており、片山だけでなく、多くのアーティストや、そして植木屋さんまでが参加し、協同していたようです。事実、そのプロジェクトのことを僕が知ったのは、植木屋さんからの情報によったものでした。いずれにせよ、こうしたプロジェクトは、多くの専門の人たちとの協同の成果であることは言うまでもありません。
「代々木VILLAGE」








片山正通率いるワンダーウォールの展覧会、待望の第2弾。

ワンダーウォール初の展覧会「EXHIBITION OF WONDERWALL ARCHIVES 01」から4年。その活躍の場と規模はさらに拡がりと深まりを見せている。インテリアデザインのみならず、建築デザインディレクションなどにおいても類まれなる視点でその力を発揮し、デザイン本来の可能性と未来を可視化している。そんな彼らのデザインプロセスに、そして可能性と未来を可視化する煮煮欠かせないのが模型である。極めてアナログなツールである模型によって、最前線のデザインが生まれるという面白さ。10のプロジェクト模型が並ぶ本展は、世界各国のクライアントから支持されるワンダーウォールの魅力と実力、そして史稿のプロセスをつぶさに見ることのできる絶好の機会だ。


片山正通:

インテリアデザイナー

ワンダーウォール代表

武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授

1966年岡山県出身。2000年ワンダーウォール設立。クライアントのコンセプトを具現化する際の自由な発想や、伝統や様式に敬意を払いつつ現代的要素を採り入れるバランス感覚が国際的に高く評価されている。インテリアデザインを軸にプロジェクトを総合的に構築し、現在まで日本、欧州、北米、豪州、中東、アジアでプロジェクトに従事している。

www.wonder-wall.com


「ポーラミュージアムアネックス」ホームページ


won10 「WONDERWALL ARCHIVES 02」

PARCO出版

A4判変形/224ページ

バイリンガル仕様(日・英)
3600円+税/6月上旬一般発売