樂美術館で「樂歴代 春節会」を観た! | とんとん・にっき

樂美術館で「樂歴代 春節会」を観た!


2白3日の名古屋・京都旅行、3日目に行きました。帰ってからすぐに、ブログに以下のように書きました。

京都では、偶然見つけたのですが、「茶道資料館」で「新春展 大松コレクション名品選 近代絵画と茶道具」、これが思っていた以上に素晴らしい展覧会でした。茶道具の他に、横山大観、前田青邨、川合玉堂、上村松園など、名だたる画家の日本画が展示されていました。また抹茶の接待もありました。そして次は近くにあった楽美術館で「楽歴代 春節会」なる展覧会を観てきました。田中宗慶作黒楽茶碗初雪、三代道入作黒楽茶碗早梅、六代左入作赤楽茶碗桃里、等々。


「茶道資料館」と「樂美術館」を偶然見つけたのは、京都駅でいただいた旬の京都観光情報誌「京ごよみ」1月号と、「京都・今出川通の美術館だより」でした。今出川通に特徴のある小さな美術館が集中しているのは、初めて知りました。そんなわけで、樂美術館で「樂歴代春節会」を観てきました。樂美術館については、以下のようにありました。


京都御所を西に徒歩7分。三千家をはじめとする、茶家が散在する上京の一画に位置、楽焼き450年の伝統を今日に伝える窯元、樂家に隣接して設立。収蔵作品は歴代作品に併せて茶道工芸美術等、樂家に伝わった1000余点。特別展を中心に年4回の展覧会を開催。なかでも、歴代作品が一堂に並ぶ「樂歴代展」と、歴代の樂茶碗で抹茶をいただく特別鑑賞茶会が人気を呼んでいる。


「三千家」が集中してあるということは、なにはともあれ茶道の「メッカ」と言えます。その近くに窯元・樂家があるのも当然のことと言えます。「樂歴代 春節会」の案内は、以下のようにありました。


正月・立春・節分・雛祭り、新春、大寒から立春、春信の梅花祭、そして弥生雛祭りなど、春にかけて様々な節会が季節を彩ります。茶の湯は自然と共に過ごす喜びを大切に育ててきました。茶の道具、特に茶碗は細やかな季節感をその姿、趣に、また、付けられた銘を通して味わい深く季節の移ろいを表現してきました。本展では初代長次郎から15代吉左衛門まで、季節感あふれる作品を展観いたします。


主な出品作

初代長次郎作 黒樂筒茶碗 村雨

田中宗慶作 黒樂茶碗 初雪

三代道入作 黒樂茶碗 早梅

五代宗入作 黒樂茶碗 如月

六代左入作 赤樂茶碗 桃里

十五代吉左衛門作 宵梅






とんとん・にっき-sado7 「京都・今出川通の美術館だより」
日本画・茶の湯VOL.92

2013.1-2

白沙村荘橋本関雪記念館

北村美術館

樂美術館

茶道資料館

京都府立堂本印象美術館




とんとん・にっき-rakubi 入場券