2011年08月19日 23時51分45秒

東京国立博物館平成館で「空海と密教美術展」を観た!

テーマ:ゲ~ジュツ見てある記


東京国立博物館平成館で「空海と密教美術展」を観てきました。観に行ったのは8月10日、会場は思ったよりも空いていて、ゆっくりと観ることができました。空海は日本に始めて真言密教を伝えました。それは以後の仏教と、仏教美術に大きな影響を残しました。「空海と密教美術展」は、空海とゆかりの仏教美術を展示するというものです。


展覧会の構成は、以下の通りです。

第1章 空海 日本密教の祖

     空海の仏教求道の宣言ともいえる聾瞽指揮、筆の献上文といった

     自筆の書や肖像などによって、空海の人となりを紹介します。

第2章 入唐求法 密教受法と唐文化の吸収

     中国に留学した空海は短期間で密教のすべてを修めます。この章では

     空海が中国から持ち帰った絵画、仏像、工芸などを展示します。

第3章 密教胎動 神護寺・高野山・東寺

     中国から帰った空海は、寺院・仏像の造営や著述など多彩な活動を展開

     します。ここでは空海ゆかりの絵画・書・仏像・工芸などを展示します。

第4章 法灯 受け継がれる空海の息吹

     空海の思想は弟子たちに引き継がれます。まだ空海の息吹が残る

     9世紀の作品を中心に、密教美術の名品をご覧いただきます。


「空海と密教美術展」の見どころは、以下の通りです。

・密教美術1200年の原点―その最高峰が大集結します。

・展示作品約100件のうち98.9%が、国宝・重要文化財で構成されます。

・全長12mの「聾瞽指揮」をはじめ、現存する空海直筆の書5件を

 すべて巻頭から巻末まで展示します。

・東寺講堂の仏像群による「仏像曼荼羅」を体感できます。

・会場全体が、密教宇宙を表す「大曼荼羅」となります。


「仏像曼荼羅」とは何か?京都・東寺の構堂には、空海の思想に基づいて、大日如来を中心に五仏、五菩薩、五大明王など21体の仏像が安置されています。群像が規則的に安置されている様子は、密教の宇宙観を示す曼荼羅をまさに立体で表したもの、つまり「立体曼荼羅」です。今回は東寺講堂に安置されている21体のうち、国宝8体による「仏像曼荼羅」が、最後の展示室に出現しました。会場では仏像の間に入って、「仏像曼荼羅」の空間を体験できます。


密教とは、いわゆる秘密の教え、本尊大日如来は宇宙の心理を仏の形にしたもの。しかしその意味するところは難解です。密教を日本に始めて伝えたのは、弘法大師空海でした。空海は、延暦23年(804)に密教を求めて唐に渡り、2年という短期間でその奥義を究めました。奥深い密教の教えは、絵画などを用いないと理解できないと、師の恵果や空海が言うように、密教では美術作品が重視されます。


空海が唐からもたらした経典や絵画、方狂いは、内容といい、造形といい、それまでの日本仏教界には見られなかった斬新なものでした。徳に真言密教は絵画をはじめとする造形を重視したため、空海請来の品々は根本となるものとして、以後の真言密教美術の規範となります。


弘法大師といえば、家人は中野にある真言宗系の女子中学、高校を出て、曲がりくねった急坂を上って、高野山に修学旅行に行ったことが自慢?のようで、師走の八日朝まだき~、とか、ときどき鼻歌交じりで歌ってます。僕だったら、12月8日は真珠湾攻撃の日だし、曲がりくねった坂道は日光のいろは坂となりますが、その辺、最初からずれています。


曼荼羅ということでは、1991年に東寺を訪れた時に購入した2枚のポスター、もう何十年も壁に掛けている「両界曼荼羅図」ですが、よく見てみるとそれぞれ「金剛界」「胎蔵界」とあり、共に「元禄本」となっています。凄く鮮明な画像で、不思議に思っていました。同じ東寺でも、今回展示されていた「西院曼荼羅」のものとは違うようです。仏像は、当時はたぶん見学できなかったように思います。


ここに書き記す必要があるのは、空海の「書」についてですが、僕にはその素養がないので、「書」については飛ばします。今回の「空海と密教美術展」、密教美術、とくに仏像群は見事のものばかりでしたが、それらをつくるにあたっては、空海が唐より持ち帰った様々な資料からつくられていたことは、始めて知りました。そしてなおかつ、弘法大師・空海の生涯を詳しく学べたことは、僕にとって大いに意義のあることでした。


東寺講堂 立体曼荼羅



第1章 空海 日本密教の祖



第2章 入唐求法 密教受法と唐文化の吸収



第3章 密教胎動 神護寺・高野山・東寺






第4章 法灯 受け継がれる空海の息吹





とんとん・にっき-hei2 「空海と密教美術」展
図録

2011年7月20日第1刷発行
編集:

東京国立博物館

読売新聞社

NHK

NHKプロモーション

発行:

読売新聞社

NHK

NHKプロモーション








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