東京国立博物館「博物館に初もうで」美術のなかのうさぎ編 | とんとん・にっき

東京国立博物館「博物館に初もうで」美術のなかのうさぎ編




東京国立博物館の「博物館に初もうで」に行ってきました。僕は初めて行ったのですが、思っていた以上にたくさんの人で賑わっていました。東京国立博物館の本館のリニューアルが完了したので、その記念としての「特別公開」がありました。こちらは「国宝」や「重要文化財」が族即出てきましたが、別記事にして報告します。また、今年は「兎年」、干支にちなんで「兎」を題材にした作品と世界各国の切手を併せて展示、「美術のなかのうさぎと国々のお祝い切手」という新春特集陳列がありました。


ここでは切手はとりあえず置いておいて「兎」を題材にした作品、「美術の中のうさぎ」を取りあげて、以下に載せておきます。兎とはいえ、水墨画や日本画、金属加工品や陶磁器まで、材料は多種、題材は多彩、硯箱や印籠まで、展示されていたのはわずか20数点ですが、なかなか見応えがありました。そうそう、子供向けですが「東博ウサギめぐり」として、ウォークラリーのようなものをやっていました。


うさぎは「因幡の白兎」や「かちかち山」などの昔話に登場し、またその可愛らしさからキャラクターグッズなどにも取りあげられて、私たちの生活に身近な存在です。兎の季節といえば十五夜、秋を思い出しがちですが、一方で十二支の卯の季節は春、時刻は夜明けを表し、まさに希望に満ちた新年の始まりにふさわしい動物ともいえます。さらに兎が子を多く産むこと、また月の兎がついているのは、不老不死の薬であるという故事もあって、おめでたい動物なのです。:国立博物館資料より











にっぽんのお正月は東博(トーハク)にある
2011年もお正月は2日から開館します。毎年恒例の干支(えと)にちなんだ新春特別展示や、お正月の風物を盛り込んだ作品をお楽しみください。2011年はさらに、本館リニューアルを機に、[トーハク?]キャンペーンを実施中。2日(日)~16日(日)は、狩野永徳の国宝「檜図屏風」、雪舟の国宝「秋冬山水図」、尾形光琳の重文「風神雷神図屏風」など、東博所蔵の名品を特別公開します。美しい日本の文化にふれ、心豊かな新年のスタートをお迎えください。1月2日(日)、3日(月)の2日間は、和太鼓や獅子舞などの伝統芸能や、「東博ウサギめぐり」クイズや「掛軸ふうカレンダー」作りのアクティビティもお楽しみいただけます。お正月休みは、ぜひ皆様ご一緒にお出かけください。


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