東京国立近代美術館で「近代日本の美術」展を観た!彫刻編 | とんとん・にっき

東京国立近代美術館で「近代日本の美術」展を観た!彫刻編

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東京国立近代美術館で「上村松園展」を観た後、4階へ上がり、「近代日本の美術」展を観てきました。東京国立近代美術館の「所蔵作品展」です。「企画展」を観た後は、ほとんど毎回「所蔵作品展」を観るようにしています。この美術館はほとんどの作品を、自由に写真が撮れます。1階の受付で「写真を撮らせてください」と言うと、左肩にシールを張ってくれます。「近代日本の美術」について、ホームページには以下のようにあります。


およそ2600平方メートルからなる所蔵品ギャラリーで開催される所蔵作品展「近代日本の美術」。絵画・彫刻・水彩・素描・版画・写真など、1万点以上のコレクションから、毎回約200点の作品を選び、20世紀初頭から現代に至る日本の近代美術の流れが概観できるよう展示しています。ゆっくりと全体をご覧いただいて約1時間。コレクションと向かい合うひとときをどうぞお楽しみください。


「版画コーナー」や「写真コーナー」があり、また「手探りのドローイング」展がありました。今回僕が特に注目したのは、「石膏原型のオリジナリティー」というコーナーでした。ブロンズの彫刻と、石膏原型が並べて展示してありました。 ホームページには、以下のようにあります。


この特集では、なかなか展示する機会がない彫刻の石膏原型とそこから鋳造されたブロンズ像を対比しながら、塑像のオリジナリティーについて考えてみます。なお、石膏原型の新海竹太郎「ゆあみ」は重要文化財指定作品です。ぜひお見逃しなく!


「ゆあみ」は過去に、「水浴考」にも出ていました。他に、「所蔵作品展」の彫刻で見たのは、舟越保武のブロンズ2点と大理石1点、そしてお馴染み朝倉文夫の「墓守」でした。


石膏原型のオリジナリティー






舟越保武(1912-2002)




朝倉文夫(1883-1964)


「東京国立近代美術館」ホームページ