「日本民芸館」を観る! | とんとん・にっき

「日本民芸館」を観る!


渋谷から京王井の頭線に乗って2つ目、駒場東大前駅西口から歩いて7分、「日本民芸館」へ行ってきました。瀟洒な家が建ち並ぶ、落ちついた住宅地にあります。「日本民芸館」へは、僕はもう何度も行っています。とはいえ、もう随分前のことになります。ここ10数年は行ってなかったことに気がつきました。蔵造りというか土蔵造りというか、はたまた民家風というか、一風変わった様式の建物です。道路を挟んで、西館として使われている旧柳宗悦邸があります。本館も西館も柳宗悦が設計したようです。本館の裏側に増築された新館は、山下和正の設計です。こちらは1983年の竣工です。日本民芸館が開館したのは、1936年(昭和11)です。その前の年、1935年(昭和10)に柳が生活の拠点とした旧柳宗悦邸が完成しています。ウィリアム・モリスの考え方が、遠くこの地にまで来たと思うと、感慨が湧いてきます。

















日本民芸館