トム・ハンクスの「チャーリー ウイルソンズ ウォー」を観た! | とんとん・にっき

トム・ハンクスの「チャーリー ウイルソンズ ウォー」を観た!


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たった一人で世界を変えた、お気楽政治家の世紀のプロジェクト!下院議員チャーリーは、酒と女が好きなお気楽政治家。しかし、その内面では、平和を愛するゆるぎない心を持ち、ソ連の攻撃に苦しむアフガニスタンを常に気にしていた。国防歳出小委員会がアフガニスタン支援に500万ドルしか用意していないことを知ると、委員会のメンバーである彼は、予算を倍にするよう指示する。そこに、テキサスで6番目の富豪で、反共産主義者のジョアンが目をつけ、アフガニスタンを救うよう彼に訴える。


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米ソが対立する冷戦時代、たった一人のの破天荒な男が世界を大きく変えていく、国際政治ショー。人生を楽しむのがモットーのお気楽政治家チャーリーが、セレブで反共産主義のジョアンとはみ出し者CIA捜査官ガストと組み、おおらかな人柄と人脈で人類史上最大のプロジェクトを成功させる。一見遊び人だが、実は誰よりも政治家らしい政治家、チャーリーには男も女も惚れちゃうこと間違いなし。主演は、トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマン。フィリップ・シーモア・ホフマンの化けっぷりに注目。「魔法にかけられて」のエイミー・アダムスの可愛らしさにもため息が。監督は、「卒業」の名匠、マイク・ニコルズ。(以上は「エキサイトシネマ」からの引用)


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この映画は、2003年に発売されベストセラーとなったジョージ・クライル (1945-2006) によるノンフィクション小説が原作です。テキサス州選出の下院議員チャーリー・ウィルソンがCIAの諜報員と共にソビエト連邦によるアフガニスタン侵攻に抵抗するムジャーヒディーンを援助する模様を描いています。この映画で描いている以降、ソ連軍が撤退後、アフガンの国土は荒廃し食糧事情は悪化の一途をたどります。そして反ソ連ゲリラと政府軍の間で内戦が勃発します。1996年にはターリバーンがアフガン全土をほぼ掌握します。しかし2001年9月11日、アルカーイダがアメリカ同時多発テロを起こします。アメリカはその報復としてアフガンに侵攻、11月にはカブールが陥落し、年末にターリバーン政権が崩壊しました。今なおアフガンの国情は安定したとは言えません。ということを僕たちは知っています。(参考:ウィキペディア)


アフガンに関連する映画としては「君のためなら千回でも」を観ました。トム・ハンクスのお気楽映画もたまにはいいかと、派手に宣伝しているので、ついつい観ちゃいました。やたらにセレブな議員と女性が出てきたりします。しかし、言わんとしていることがサッパリわかりません。今の時代に平気でこのような映画を作る人たちの心理状態を疑います。トム・ハンクスもジュリア・ロバーツも、出る作品を選べよ、と言いたくなります。トム・ハンクスはこの映画の製作にも名を連ねています。良くも悪くも、というより、無神経で、最悪なアメリカ映画でした。


映画「チャーリー ウイルソンズ ウォー」公式サイト