「横浜測量史跡めぐり」その1 | とんとん・にっき

「横浜測量史跡めぐり」その1




地図づくりの専門家・山岡光治さん(元国土地理院勤務)は、以前、ある勉強会でお話をお聞きしたことがあります。お話を聞いてすぐに、山岡さんの著作「地図を訊け!」を購入し、一気に読み終わりました。ブログに書こうと思っていたのですが、書かないうちに時間が過ぎてしまいました。経歴やその時の話は、過去の記事を参照していただくとして、今回は山岡さんの案内で「横浜測量史跡めぐり」と題した「街歩き」を行うというものです。前の日まで雨だったので天候が心配されましたが、なんとか「街歩き」には支障のないお天気になりました。集合はJR桜木町駅に午前10時、参加者は13名でした。


几号水準点(数点)と三角点、電子基準点、金星太陽面経過観測記念碑、等々、近代都市横浜に残る測量史跡を巡る、桜木町から山手外人墓地まで約10キロのコースでした。なにしろ横浜はアップダウンが多く、けっこう体力を使いました。事前の下調べが綿密なこともあり、測量史跡以外にも横浜の名所・旧跡もあり、また横浜のシンボル・ランドマークタワーがいろいろな角度から見えて、楽しく、素晴らしい街歩きの一日になりました。最終目的地、山手外人墓地まで、脱落者もなく、参加者全員が辿り着きました。そうそう、山岡さんの著書「地図を楽しもう」(2008年4月22日発行)が岩波ジュニア新書から刊行されました。途中、街の小さなレストランでお昼を食べたときに、著書にサインをしていただきました。


以下は、「横浜測量史跡めぐり」の前半、野毛山公園のパーマー像までです。





























yamaoka2 「地図を楽しもう」

著者:山岡光治

岩波ジュニア新書

2008年4月22日発行

定価:本体780円+税



yamaoka1 「地図に訊け!」

著者:山岡光治

ちくま新書

2007年6月10日発行

定価:本体700円+税











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