「お召し列車」続報 内部を公開 | とんとん・にっき

「お召し列車」続報 内部を公開



特別車は応接間風 お召し列車、内部を公開

JR東日本が持つ皇室専用の新型車両が23日、上野駅で報道陣に公開された。新型車両は、皇族や国賓専用の特別車両1両と、随行員用のほか一般向け豪華列車にも使われる「ハイグレード車両」5両から成る。濃い茶色に金色の3本線が走るデザイン。皇族が乗る場合、先頭と特別車両の横に菊の紋章を付ける。特別車両とハイグレード車両のうち2両は日立製作所が、残りの車両は東急車両製造が造った。特別車両の内装は、応接間風のいすが数脚置かれ、大分県の行者杉を使った壁や手織りじゅうたんで落ち着いた雰囲気。ハイグレード車両も全席に電動リクライニングやテレビが装備されている。
asahicom:2007年07月23日




47年ぶり、新お召し列車
新お召し列車となるE655系ハイグレード車両。皇室専用車の新造は47年ぶり。主に両陛下が乗る「特別車両」以外は高級感を狙った企画旅行などにも利用される。
時事通信:2007年7月23日





お召し列車 両陛下や国賓使用の「特別車両」が完成、公開
天皇、皇后両陛下や国賓らが使用するJR東日本の「特別車両」が完成し、東京・上野駅構内で23日、報道陣に公開された。「特別車両」1両に、一般客らも利用する「ハイグレード車両」5両の6両編成で運行する。両陛下が乗車する車両の新造は47年ぶり。先頭は常磐線特急「スーパーひたち」の変形で、丸みを帯びた流線型。ボディーは江戸紫色をベースにメタリック塗装し、光の反射具合で色合いが変化する。「特別車両」は内部は杉の板目をあしらった純和風。椅子は深い青色の布張りで、木製のテーブルが付く。ハイグレード車両は、全車グリーン車。VIP室は海外の要人に対応できるよう応接室風で、客室の一部は総革張りで座席は3列配置されている。現在の「1号御料車」は製造から40~70年経過し、老朽化が進んだため02年6月以来、運行されていない。
毎日新聞:2007年7月24日



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