下北沢のスープカレー「心」で昼食を! | とんとん・にっき

下北沢のスープカレー「心」で昼食を!



下北沢で食事をするときによく行くお店は下北沢北口を出て、井の頭線沿いにある「伊万里」、ちょっと高いけど、土鍋でグツグツ煮えた美味しいシチューのお店です。スープカレーのお店では同じ下北沢ですが、札幌発の「マジックスパイス」が有名ですが、インテリアがケバイようなので、まだ行ったことがありません。そうそう、スープカレーと言えば、三宿交差点近くの「BALI CAFE(バリカフェ)」、数年前スープカレーのお店ができたというので、一度行ったことがあります。最近話題を聞かないなと思っていたところ、「dinning table cafe Roca」という店に替わったそうで、ちょっと残念です。


「しもきた天狗まつり」で「道了尊真龍寺」に行った帰りに、通りを曲がるとすぐそばのスープカレー「心」へ行きました。このお店の前はちょくちょく通っていたので、カレーのお店だということは分かっていたので、いい機会なので行ってみました。入り口を入るとすぐにカウンター席があり、硝子スクリーンを隔てて左側は椅子席があります。思っていた以上に広く、インテリアは若者向きというかモダンでした。店員さんも若い人で黒っぽいファッションも帽子もなかなかでした。来ていたお客さんも、若者のカップルがほとんどでしたね。


僕が頼んだのは「骨付きチキンのスープカレー」、家人は「大麦豚と大根のスープカレー」でした。4段階のお好みの辛さと、玄米か白米か、そして並み盛大盛りなど5段階で選べます。辛さは中辛、白米で並み盛にしました。またトッピングも「温泉玉子」「モッツアレラチーズ」「ひきわり納豆」等々がありましたが、こちらはパス。頼んでからメニューを見てみると、ランチセットにすると+150円で、ラッシーとデザートが付くようなのですかさず頼みました。ラッシーは牛乳とヨーグルトを混ぜたような飲み物です。デザートは赤いシチリアオレンジのシャーベットでした。まずご飯をスプーンにのせて、スープに浸して食べるという、メニューにはスープカレーの正しい?食べ方が載っていました。


スープカレーと言えば、一般的なカレーを薄めてスープ状にしたものかと安易に思っていましたが、どうもそうではないらしいと言うことが分かってきました。スープカレーは、ここ数年札幌で札幌ラーメンとならぶ北海道名物の定番になりつつあるようです。もともとは札幌ラーメンのスープをカレーで味付けして、山盛りの肉や野菜の具として食べ始めたのが、スープカレーの始まりと言う説もあります。とはいえ、スープカレーの厳密な定義は、僕にはよく分かりませんが。「心」のホームページには、家庭で作るカレーとスープカレーのレシピを載せてあり、その違いをていねいに比較しています。



また、「心」は店名の由来を初め、使っている野菜類など、様々なこだわりがあるようですが、その辺は「心」のホームページを見てもらえば分かります。いわば「スープカレー」は、「カレー」であって「カレー」でなく、独自の進化を遂げた札幌発の「新グルメ」と言っても過言ではありませんとまで、店主の開賀津也は述べています。


スープカレー「心」