「山寺」を登る! | とんとん・にっき

「山寺」を登る!



山寺は、貞観2年(西暦860年)に慈覚大師によって開山された比叡山延暦寺の別院で、正式には『宝珠山立石寺』であり東北を 代表する霊場として人々の信仰を集めてきました。奇岩が折り重なるように続く山腹の杉木立を縫って千百余段の石段を登ると、静寂に満ちた世界に誘われます。元禄2年(1689年)に俳人松尾芭蕉も奥の細道の途中、山寺を訪れ、有名な『閑さや巖にしみ入る蝉の声』の句を詠んでいます。今では、年間90万人もの参詣・観光客が訪れます。春の桜と~サクランボ狩り~初夏の緑~日本の音100選にも選ばれた蝉の声~秋の紅葉~冬の雪景色など四季折々の風情を楽しめます。(宝珠山立石寺 より)