高円寺の「阿波踊り」予告編 | とんとん・にっき

高円寺の「阿波踊り」予告編


高円寺の知人から、もう何年も前から高円寺の「阿波踊り」に誘われていたのですが、またしても今年も26日(土)、27日(日)が、都合が悪くて見に行けません。だからと言うわけではありませんが、ちょうど行く用事があったこともあり、様子を見に高円寺へ行って来ました。飾り付けなどが始まっていて、いよいよ今週末、「阿波踊り」が始まる気配が感じられました。なんと、今年で50回目だということです。これには驚きました。


東京で「阿波踊り」と言ったら、なんと言っても高円寺でしょう。今のように大々的に「阿波踊り」をやり始めたのは、そう昔のことではないのかな?いや、高円寺の知人に誘われたのは30年ぐらい前ですけど。家人は中野で育ったのですが、最近まで、と言っても20数年前ですが、高円寺の「阿波踊り」がこんなに盛んだったことは知らなかったと申しておりますが。いずれにせよ、知らないものが偉そうなことを言ってはいけませんね。

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JR線高円寺駅を下りると、「阿波踊り」の音楽が流れています。恵比寿は「第三の男」、蒲田は「蒲田行進曲」でした。JR線高円寺駅から南下して、丸の内線新高円寺駅まではよく歩きました。JR線高円寺駅のトイレの案内表示は阿波踊りの影絵でした。駅の周辺は提灯の飾り付けが始まっていました。アーケード街は阿波踊りの垂れ幕の飾り付けは終わっていました。一つ一つはなかなか趣のある絵柄でしたので、ここに載せておきます。



今、思い出したことがあります。三島由紀夫が市ヶ谷の自衛隊へ突入して割腹自殺を図ったことを知ったのは、高円寺の知人を訪ねた帰りでした。この知人は先の知人とは別の人ですが、通りかかった本屋さんの前に、手書きに張り紙がしてあり、それを見て知ったのでした。そうそう早稲田通りの大和町でした、この知人の借りていたアパートは。行くときには「純情商店街」を通って真っ直ぐ北へ向かって歩きました。




「高円寺純情商店街」といえば、ねじめ正一の直木賞受賞作品ですね。「高円寺」関連の本として手元にあるのは、「高円寺純情商店街」「高円寺純情商店街・本日開店」「高円寺純情商店街・哀惜扁」と、「熊谷突撃商店」「熊谷キヨ子最後の旅」です。熊谷キヨ子は、熊谷真実、美由紀のお母さんですね。「最後の旅」はちょっと泣けました。ねじめ正一の書くものは他にたくさんあるでしょうが、僕は上に書いた本以外には知りません。

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