満開・目黒川お花見散策―その2 | とんとん・にっき

満開・目黒川お花見散策―その2

目黒川沿道桜並木・朝日橋近辺

宿山橋

大橋より下流、橋を並べてみると、次のようになります。常磐橋、万代橋、氷川橋、東山橋、そして、環状6号線と交差するのが目黒橋です。そこから下流、赤いアーチで印象的な中の橋、メルローズの横にある南部橋、柳橋、千歳橋、天神橋、緑橋、朝日橋、宿山橋、桜橋、別所橋、そして東急東横線を過ぎて日の出橋となります。池尻大橋から中目黒まで、17の橋が架かっているわけです。

宿山橋・上流を眺める


宿山橋から下流を眺める

桜橋から下流を眺める

現在開渠となっている部分は国道246号の大橋より下流です。その両岸が桜並木になってるので、花見の時期には多くの見物客でにぎわっています。伸びた枝が川の中心で交わり、桜が手をつないだように見えます。上流を見ても下流を見ても桜で一杯になり、川面が見えないところもあります。野鳥が飛び交っていて、鴨が悠然と泳いでいたりします。近年、沿道には洒落たカフェやブティックが数多く建ち並びました。犬を連れて散歩する人や、ベビーカーを押すお母さんの姿もよく見かけます。

東急東横線・日比谷線、中目黒駅ホーム


桜と鴨

友禅流し

「目黒川にもあった友禅流し」というタイトルで写真入りの看板がありました。昭和30年代の初めまで、目黒川でも美しい友禅流しの光景を目にすることができました。川沿いには数軒の染物屋があり、川へ降りるための石段があったそうです。戦後の経済成長と都市化の波が押し寄せる前の、比較的のどかな時代、目黒川の流れは清らかで、友禅染の糊を落とすには都合のよい場所だったようです。

  
目黒川・桜まつりポスター

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