自分にやさしさをあげる時間 | とうのみかのハンドメイドキャンドル

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『ココロを照らす灯り』をテーマにハンドメイド・キャンドルを制作するとうのみかのブログです。

作品の紹介、ワークショップや展示会、販売情報、キャンドルの楽しみ方などについてお伝えしています。

自分にやさしさをあげる時間


手捏ねキャンドルを捏ねはじめる温度は、

ちょっと熱いお風呂くらい。

あるいはオニギリを握る温度くらい。

捏ねはじめはちょっと熱いんだけど、

少しだけ我慢して、ぐうっと力を入れて


温度の高い、溶けた柔らかいロウと

温度の低い、少し固いロウとを

手と指のなかで混ぜあわせていくと、




両方の温度と硬さが同じくらいになってきて

その頃には気持ちのいいやさしい温度と、

ふにふにとしたやわらかさになってきます。


この手触りとあたたかさが、たまらないのです。


そしてその手の中に目をやると、

色と色が、ぐにゃりと混ぜあわさって

不思議なグラデーションが生まれてきます。





色が混ざり合って、融け合って、

自分の手のなかでくるくると

表情を変えていくのを見るのは、

まるで新しい星を作っているかのような気分です。


なので以前私は、このキャンドルに、

“イメージの石”という名前を付けていました。

この不思議な色合いが、小さな星や惑星のかけらに見えたのです。


でも今、“手捏ねキャンドル”という名前に変えたのは、

作る人によって、それは花になったり、怪獣になったり

果物になったりするのを見たからです。



そして、みんな笑顔になります。


あたたかくてやわらかいものに、優しく触れる。

脳にも心にも、やさしさがたくさん伝わるんだと思います。




この心地良い体験をぜひしてほしくて、

何度もこのワークショップを開いてしまいます。





いつもとちょっと違うやさしさを自分にあげる。

そんな時間はいかがでしょう?




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