命の期限 | とんこの喜怒哀楽

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最近、ずっと心の中にある言葉


「命の期限」



ふとこの言葉が頭に浮かんでから、

ずっと気になっていたけど、向き合うことが怖くてさけてきた。



誰にだって命には限りがある。

命の終わりがいつ来るのかなんて、だれにもわからない。


だからこそ、毎日、毎日、一生懸命生きてるんだと思う。




命の期限を知る必要ってあるのかな?


いつかくる命の終わりまで

一分、一秒を大事にし、丁寧に生きるべきなんだと思う。




以前、「生き急いでいる」時期があった。


今のうちにしておかなきゃ、いつできなくなるかわからない。

無理してでも、動けるうちにやりたいことをしたい。

休んでなんかいられない。

早く・・・・早く・・・今のうちに!!


そう焦りながら、心のどこかで

いっそのこと倒れてしまいたい。

いっそのこと・・・・


そんな思いで心がいっぱいになっていた時期があった。

生き急げば急ぐほど、心は焦り、からっぽになっていく。

いろんなことをかたっぱしからしたって、心はいっぱいにならない。


そして、また焦る・・・・



そんな時だったかな・・・

こんな言葉を聞いたのは。



「人は生まれたその瞬間から死に向かっている。」



なるほど・・という思いと、そうかな?っていう思いが入り混じって

複雑な思いをしたことを覚えている。





今は、この言葉の意味を受け止めることができる気がする。


死に向かうっていうと、何もが無意味な感じがするけどきっと違う。

この言葉の意味は、

死に向かうからこそ、

与えられた命を精一杯生きるってことなんだと思う。

ただ、今をしっかり生きることが大事。


決して死は、無意味じゃない。

何もかもがなくなるわけじゃない。


自分のことなら・・・・そう思える。

そう思おうとできる。




でも、自分のことじゃないと、余計に怖い。

今、どんな気持ちなのか、わからないから、余計に怖い。



でも、私にできることは、ただ一つ。

命の期限が、いつ来るかって思いに振り回されるのではなく、

今を一分一秒たりとも無駄にせず過ごすことが大事。

私にできることは、毎日精一杯生きて、笑っていること。



そうできる自分でありたい。