激痛 | とんこの喜怒哀楽

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4月初めに右目のまぶたに小さな[めばちこ]ができた。


ぷちっと本当に小さくて、ちょこっと痛がゆかったけれど、

でも、気になるほどじゃない。

で、放っておいたら、だんだん大きく腫れてきた。


痛くて、痛くて・・・

目だけじゃなくて、目の奥の方、さらに頭も痛くなってきた。

これは、さすがにやばいかもって感じた。

これ以上炎症がひどくなるようなら、病院行きだなあ。

抗生剤飲まなきゃな・・って。


でも、次の日、何もしてないのに、痛みがましになっていたので、

このまま自力回復を待とう!とまたまた、様子を見た。


1週間ほどで、腫れも落ち着いた。

なんとなくまぶたにしこりが残っているけど、

あれだけ腫れていたんだから、そのうち吸収されていくだろう。

遅ればせながら、めばちこ用の目薬も差しながら・・・


でも、しこりは小さくならず、なんとなく大きくなってきた。

目にも違和感を感じるようになってきた。


あ~~、またか・・・・・

これは、もう観念するしかないなって、昨日やっと眼科に行ってきた。



「腫れてるな。しんがあるから、切ってとらなあかんな。

休み前やから、経過を見れないので、切りたくないけど、

炎症がひどくなっていくやろうから、思い切って切りましょう。」



やっぱり・・・・・

2年前の夏明けにも、めばちこがひどくなり、切るはめになった。

また、あの痛さをがまんするのか・・・・


「裏から切ってしんを出しますね。痛いけど、我慢して。

動かないでね。動くと取れないから。」


わかってるけど、まぶたの裏を切られるって怖い、痛い。


チクって、短い間隔で激痛が2回走った。

一瞬にして脂汗が出る。


「今は、切っただけ。痛いのはこれからやから。」


そうそう・・・・・・これからや。

言われなくたってわかってる。

自分で自分の手を握り締めた。


激痛が走る。

それで、長い。

できるだけの力で、自分の手を握り、歯を食いしばった。

渾身の力で、体に力を入れた。

痛さのあまり、自分の体が自分のものじゃない感じ。

体の中心がひゅーっと冷えていく感じ。


「はい、終わりましたよ。」


体の力が抜けたとたん、痛みが増してきて、勝手に涙がぽろぽろこぼれる。

痛すぎて、気持ちが悪い。

前回もこんなに痛かったっけ・・・?

痛みには強いはずだったけど、がまんできそうになくて、弱気になる。



痛みと腫れと、薬のせいでよく見えないまま家に帰った。

まだ気持ち悪く、ちょっと休んだ。

痛み止めが効いてきて、少し痛みもましになり、

やっと解放された気分。


今もまだ、腫れている。

切ったのに・・・しんを取ったのに・・・


もしかして

「これでだめなら、完全にごそっと切らなあかんね。」


先生の言ってた通りになるのかな?

前回も確か、2回したかな。

なんとなく、不安な記憶が・・・。


早く、治りますように。