昨日のお昼過ぎ、新年初となる、徳丸三凱亭で開催された、第9回東家一太郎努力会に、お邪魔してきました。

 

新年2日の木馬亭以来、今月2度目の一太郎さんの浪曲です。

 

木馬亭の広々とした、雰囲気も味わい深いものですが、三凱亭のような近くて、迫力のある舞台は、とても貴重です。

 

今年、一太郎さんは、10周年を迎え、7月8日に、木馬亭で、記念浪曲会が行われ、何より、めでとうございます。

 

僕も妻も、会場には、足を運びますので、幕間で、当日のチケットを、一太郎さんから、買わせていただきましたが、限定130席、関心のある方は、一太郎さんまで、ぜひ、早めに、直接、席のご予約をされることを、お薦めします。

 

なお、昨日の番組は、以下。

 

浪曲 東家一太郎

曲師 東家美
一、「水戸意外伝〜光圀青春暴走曲」
一、「大高源吾〜腹切魚の別れ」
 
最初の演目は、一太郎さんが、師匠に入門されて、最初に習った浪曲。
 

 

この浪曲は、いろいろな節が、10以上あり、普通は、4つか5つなのだそうですが、それだけ、いろんな節を覚えてほしいという、師匠の一太郎さんの願いが込められた浪曲だと思いました。

 

一太郎さんの原点を、垣間見させていただき、とても気合が込められた、素晴らしい演目でした。

 

曲師の美さんの音色も、そして、着物の柄も、とても綺麗で、印象的でした。

 

二つ目の演目を前に、一太郎さんの、今年も、1席、1席、きちっと浪曲をする、10年経っても、浪曲の良さ、三味線と合わせる、阿吽の呼吸で、合わせるのが難しいそうですが、浦太郎師匠は、ネタの数が多く、楽浦大師匠が残されたテープをおこして、演じるに至った演目を、気持ちを込めて、演じられていました。

 

 

昨日は、お客さんも多く、開演時には、「待ってました」、最後は、「日本一」などと、温かい掛け声があり、とても和やかな、今年最初の、一太郎さんの努力会でした。