昔から私のブログ読んだりFacebookのMAPSグループ(管理人やってます)に参加してくれてたりする人は知ってると思うんだけど、むすこっちの胃腸は小さい頃ほんっとに酷くてね、まあ色々治療してるんですよ。このブログだとこのテーマに結構記録残してある。もう10年以上前になるけど:

 

 
 
ま、内視鏡検査やカプセル内視鏡の検査、そして色々治療してグルテンやカゼインも完全除去してオーガニックの食事やプロセスフードを除去したりして頑張った結果、むすこっちの腸は完全に健康になりまして、今はなーんでも好きなもん食べちょります。
 
 
その反対にうちの娘はすっごく胃腸が丈夫で特に食事制限とか一切してなかったんっすよ。旦那っ子だったのもあり旦那が少しくら甘い物食べさせても問題ない、さらに旦那は娘に向かって ”ママは砂糖の事を白い悪魔と呼んでる〜(笑)”とか結構私の食事制限をからかってたりして、娘はそーだよね(一緒に笑う)みたいな感じでした。
 
 
パパと仲良いのはめっちゃ嬉しいからそういう風にパパが娘に言ってもですね、別に私も一緒に笑うくらいで何とも思っちょらんかったんすよ。だって実際に超健康だし、娘に対してはそんな厳しくする必要もないかな〜って思ってたんで。なので娘は乳製品でもパンでもなんでも食べてた。
 
 
そして今ティーンになって問題が出てきた〜!!!
 
 
まずはゲップが多くなった、オナラが出るのも少し多くなったかなあ、でも断然ゲップの方が酷い。そしてお腹が痛い、と言い出してきた。そして食事後、数時間するとお腹がぽっこりと膨らむ、んでガスが溜まって痛いと。
 
 
結構便秘気味だったんで自分でマグネシウムシトレート摂取したりプロバイオ&プリバイオ飲んだりして調節してたみたいなんだけど、プリバイオは裏目に出た!!
 
 
 

んで私はSIBO(小腸内細菌増殖症)を疑っていて、小児科の先生に話したんだけど、これだけ健康な子だから有り得ないんじゃないかって検査もしてくれなくて。まあlactose intolerance (乳糖不耐症)なんじゃないかって言うので、ラクトースフリーのミルクやヨーグルトに変えたりして少し症状良くなったんでそのままにしておいたの。

 

 

乳糖不耐症については半分日本人だし、日本人は乳製品分解できる消化酵素持ってない人が多いからね〜、やっぱり祖先が食べてた物は分解できるけどそうじゃない物は分解出来ないっしょ。これからまた数百、数千年って経てば変わるんだろうけど。

 

 

そしてそのまま半年ちょっと経過、

 

 

最近になって食事した数時間後に脂汗が出るくらいお腹が痛い、っていうようになって、こりゃ流石にアカン!! Pediatric gastroenterologist(小児胃腸専門科医)を探し回って、ローカルの自閉症ママグループとかにも聞いてちゃんと真剣に検査してくれるっていうドクターを探したのさ。

 

 

なんか話によると便秘だったらMiralax(ポリエチレングリコール)を毎日飲め、って言われて帰されちゃうとかいうケースもあって。そんなヤブ医者に行ってる時間はない!!と思ったから。

 

 

んで話を聞いて一応小児でもSIBOの検査してくれるドクターを探して行ってきました。んで検査もしてきました。検査結果は水素にかなりの反応が出ました、完全な陽性っす。

 

 

水素、メタン、硫酸水素と3種類の検査が出来るキットがありまして、詳しくは次回に書きますが、やっぱりちゃんと検査しないとダメね。メタン系のSIBOと水素系のSIBOでは治療法もかなり違っちゃうから、高いし保険でカバーされなかったけど検査して良かった。

 

 

んで治療法は Low FODMAP 食事療法 と 抗生物質(リファキシミン)とのこと。

 

 

ただね、

 

 

なんでも薬がバチクソ高いアメリカ、リファキシミンはジェネリックが無いのね、こういう場合すっごく高くなるんだけどなんとお値段、

 

 

2千ドル以上するからカナダかメキシコから取り寄せなよ

 

 

と、薬剤師に言われました。。。

 

 

実際見てみると 200mgの錠剤だと30錠で333ドル、でも550mg(こっちが必要)だと30錠で3336ドルだってゲッソリ

 

 

え、おかしくね??誰も小学生の算数できないの?? だったら200mgのを90錠買ったって$1000しないじゃん??なのになんで$3336なの??

 

 

なんで誰も声上げないの?おかしいっしょ???

 

 

まあどっちにしたって抗生物質ごときに1000ドルも出しませんけどね。保険会社は18歳以下の患者には処方出来ないって却下されました。。。ナメンダだって18歳以下の患者には処方出来ないってあってもこっちはジェネリックがあって、これは支払ってくれてるのにね。。。所詮高いから払いたくないって事だよね。

 

 

ま、アメリカは法的にも一度断られたらおしまい、ではなくて最悪の場合は弁護士も交え再度交渉出来るので、一応再申請はしましたが、これって数ヶ月かかるのね。

なのでそんなに待ってる時間もないし、うちからメキシコ(ティファナ)まで1時間ちょっとで行けるから多分メキシコ行って薬局で買ってくることになると思う。あとはメタロニタゾールもある程度効果あるらしいけど、リファキシミンのほうが絶対にいいです。

 

 

んでとりあえず待っている間何かをしてないと気が済まないので、前回の記事でも登場したこのサプリを飲ませてる。 これ本当に優秀!!

 

 

 

ベルベリンはSIBOにも効果あるよ、マジで優秀なサプリ。お陰様で低FOD MAP食とプレバイオの入ってないプロバイオも一緒に飲んでたらだいぶ良くなってきた。

 

 

さて、

 

 

今回のライフレッスンですが、やっぱりただ医者にかかればいいって訳ではない事。

 

 

実際にね、小児科行って自閉症は良くなりません、って言われてそのまま何もしてなかったら今のむすこっちはぜええええええっっっったいにいないから。

 

 

娘は超健康で胃腸に今までなんの問題もなかったし、年齢も15歳だよ(もうすぐ16)。 成績も優秀で医者にもかからず超親孝行な子だから小児科医がSIBOじゃないって言ったのもわかるよ。

 

 

大体小腸内細菌増殖症にかかる患者さんて胃腸が弱くて成人(40代とか)してるから小児で罹るっていうのはあんまり誰も思わないと思う。

 

 

だから小児科でパスされたから、そのまま普通の胃腸専門家に行ったら多分IBS(過敏性腸症候群)って診断されて、鎮痙薬出されておしまいだったと思う。

 

 

 

そしたら薬で抑えるだけでずーっと症状良くならんかっただろうし。。。

 

 

 

ね、考えさせられるっしょ?? 

 

 

 

 

今回写真がないので先週海行ったときに撮ったむすこっちの写真でもどーぞ:

肩幅広くなってアメリカンティーンっぽくなってきたよ。




IBS や SIBO についてもっと読みたい方がいたらいいねボタンを押してね。そしたらもっといろいろ詳しい事、次回に書くよ〜。

 

 

ではまたねん。

 

 

 

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