とても気になる本があったので、ご紹介します。
大江戸しあわせ指南
身の丈に合わせて生きる 著/石川英輔
歴史好き(特に江戸時代!)で、ロハスな生活に
興味がある私にとっては見逃せない本です
まだ内容は読んでいないのですが、
原発も電気もなかった江戸時代に
太陽エネルギーを徹底的に使いこなし、
ムダなく、リサイクルに徹して暮らした人々の
様子が分かる本のようです。
例えば・・
日用品は何度も直して使い、いよいよ使えなくなれば回収・再生した
木綿の着物や浴衣は傷んだら座布団やおむつ、雑巾に使い、
最後は焚き付けに。その灰は畑の肥料になった
冷蔵庫がないかわり、棒手振りをはじめとするさまざまな行商人が
旬の食材を長屋まで売りに来た
などなど。
今の時代も活用出来そうなヒントがたくさんありそうです。
ベランダ菜園を細々としている私は最近、
人間ってどんなにすごい機械を発明しても、自然のエネルギーを
いただかずには生きていけない生き物なんだな、と痛感することが
しばしばです。
この本はその他にも、「大家は民間人でありながら、
江戸の行政や治安も担った」など、江戸時代の人間関係や自治体の
あり方にも触れてあるようです。
そういえば、「江戸時代は近所で助け合って生きていたので、
長生きしても介護問題は深刻にならなかった」と聞いたことが
あります。
原発問題を抱えている今、今一度この本を読んで、
先達から生活の基礎を拝借したいものです。
また、読んだら感想を書かせていただきますね
【小学館】石川英輔/著 『大江戸しあわせ指南』 モニター10名様募集 株式会社 小学館
【小学館】石川英輔/著 『大江戸しあわせ指南』