思えば、ちょうど10周年だったんだわな。


大学1年のときにはじめたんだからなぁ。


パチスロに焦点を合わせながら、自分の10年を振り返ってみる。


【高校時代】

毎朝6時に学校に行って、一日の睡眠を授業入る前の机と電車のみですませていた、

キチガイ不眠症ガリ勉時代。朝早くからパチンコ店の前にダンボールの上に座ってる人たちを

見て「人間のクズ」と判断するほど、 差別的、偏見に満ちた固い頭の人間な俺でした



【大学1年生】 2001年 -50万くらい


 アルバイトにはまったがお金を特に使う人間じゃないので

お金がむやみにたまり、失恋のショックから自暴自棄で(大学生あるある)、パチンコに

手をだして、まけまくる。留学中の生活費50万を使いまくり、残り10万だったのだが親に

いえず、こっそり「極貧の留学生活」を送る。


【大学2年生】 2002年


留学中


【大学3年生】 2003年 -150万


留学から帰ってきたが12月。そこから4月の大学がはじまるまでのなぞの空白。その間に

バイト+失恋(大学生あるある)で、自暴自棄でパチスロに手をだして負ける。

まけまくる。借金まみれになる。交通費もなく、学校へいけなかったり、パチスロのため

学校へいかなかった日も増える。


※あんなパチスロ屋で毎日汚い格好でうろうろしてる半ば人生終わってるやつにまけてたまるか」

※「パチスロ必勝本、必勝ガイド」が頭に入っているのだから「必勝」だ、俺は頭がバカじゃない。


この2点の考え方が負けの大きな理由になっていた気がした。



【大学4年生】 2004年 +530000円

http://blog.livedoor.jp/sugasuga315/archives/50303698.html



親に土下座して、学校へ行っていないこと、借金まみれなことをいって少し気持ちが楽になった。

借金返済のために塾講師、出会い系サクラ風、パチスロ制作風会社風のバイトをしていた。

借金返済が半分すぎたくらいから、申し訳なさもあったが、きっと中毒であったのだろう

相変わらずパチスロをしていた。

このころから「ボンボンのお遊び感覚のパチスロ」から「勝つためには手段を選ばない執念」を

意識しはじめた。

本来は借金まみれになったのだからこりてやめればいいのに

生粋の「負けず嫌い」に火がついて、鬼になってしまった。

ここまで追い込んだパチスロにうらみはらすべきか、負けたまま終われるか、という

いらないサムライスピリッツ。


【大学5年生】 2005年 +2395700円

http://blog.livedoor.jp/sugasuga315/archives/50447604.html


火がつきすぎて相変わらず大学には、LUDOのある水曜日にしかいかない日々だったが

パチスロの腕だけひたすら上達して、もうとっくに借金も返したのでリベンジは終えていいはずなのに

なぜかやめない


理由の一つに「留年確定」があったのだと思う。大学5年なのは留学があったからなのだが、

大学6年生からは、単純な「怠慢」が理由になる「留年」に対する引け目から、何か一つでも

達成しなければという理由で仕方ないので「お金を貯め続ける」という手段に出た。

(これは大学生の高学歴によく起こりうる現象だが、大学に入ってみたものの、授業、サークル、バイトなど

一通り味わってみたものの、熱くなれるものが見つからず、やむをえないから、「授業をまじめにうける」OR「バイトしてお金を貯めておけばなんかあるかも」という消去法的な意味で 授業とバイトをがんばる、、という現象。個人的には「白馬の王子様待ち現象」と呼んでいる。ちなみに俺は大学一年のときは、これに筋トレを加えて生きていたが、結局鬱病になり留学した経緯にいたる」)


結局尾崎豊じゃないが「僕が僕であるために 勝ち続けなければいけない」ってやつだったんだろうなと思う。

「当たり前だが、借金は嫌に決ってるが、かといってあの頃はお金なんて特にほしくもなかった」のに、とにかく

貯めることが、「留年して、安全な人生から滑り落ちたことへの焦り」をなだめるための支えになっていた気がする。


また「パチスロ=98パーセントが負けるもの」であることを逆手にとった

、これはお笑いにも通ずることだが


「2パーセントに選ばれるためには人と違うことをしなければいけない」

というアイデアを考えるようになったこと+ 毎日同じ服で店内をうろうろしだしたこと


あたりが勝利を加速させた気がする




【大学6年生】 2006年 +700万


上達しすぎたパチスロは「トースガシ」というチーム、軍団ともなり、さらにお金を稼ぐ効率がアップ。

同時に塾講師のバイトも黙々とやっていたので、お金はたまる一方。さらに

このころには「パチスロを論理的に勝つ」ことに全頭を集中させて、、、


「観察力、判断力、忍耐力」の三大精神力をパチスロに必要な技能であると確信して、

高尾山にのぼり精神修行をしはじめたら、勝率がさらにアップ。

同時に 大学もはや自分ではない人が代わりに行くようになっていた。


【大学7年生】  2007年 +300万


パチスロずくしの生活に終止符。将来のことも考え始め、同時に長くつきあってた彼女とも別れ。

趣味であったお笑いに全集中力を移すことでパチスロのことも忘れていた。とはいってもなんだかんだ

癖で打っていたが、チームは解散していたが、それでもなんか勝っていた気がする。


【ニート1年目】 2008年  

【ニート2年目】2009年

【ニート3年目】2010年


この3年間は、ほんとに貯金だけで生活してた気がする。パチスロはほんと気が向いたときや、後輩に

教えるときに打つが「目的」をもって打つ感覚はほとんどなかった。だから真剣なようで真剣じゃなかった。

まあ全財産焼却の忌まわしい事件ゆえに、2009年後半からは無一文が続いてたり、だったけど

なんか日記読み返したら、そのつどパチスロで助けられたり入院費までパチスロだったり、


まこと悪魔なのか、恩人なのかわかりませんでしたなwwww結局最後まで。




そんで一つ前の日記見て、2011年。急遽将来のために

200万貯めなくちゃいけないってなって、


2005年、2006年のころなみの「強欲さ」で打ちまくってたら

途中から あのころ思い出して苦しくなって

友達、家族、彼女を裏切ったり、いろいろ犠牲にしたり


あのころの悪魔みたいな状態のほうが絶対今より勝てる気もするんだけど、

ただ、そうなれなかった、なりきれなかった。


「アルバイト」ってなんか、協力プレイというか人がいっぱいいるし人間関係とか

そういうの懐かしいなぁというか やっぱ俺は人が好きなんだなぁって。。


パチスロだってそりゃあ友達もいるし、俺の場合店の人ともしゃべり続けてる人間だけど

やっぱお金かかってるから、真剣なとこ真剣になっちゃうしってのがある。


なによりパチスロしてる最中は「おしゃべり」できないからねwww

まあ夜勤中もそりゃ静かだけど、まあ夜勤あがったあととかね。やっぱ人と一分一秒でも

しゃべりたい性分なんですな


「お金稼ぐためだけの人生における時間」って虚無を感じてしまうのは贅沢かもしれないけど

精神不安定になっちゃうときってあるんです。


「パチスロ」で稼げるのになんで「夜勤」やってんの?って質問をされたりしたんだけど、

そういう昔の金の亡者時代のこと思い出してなんか戻りたくないなって、のが最大の理由かな



なんにせよ、ここでここまで書いたからには、本当にパチスロは引退です。

趣味だったり、誘われて打つことはあるけどもう「勝ち」にこだわったり

「人生の優先順位の上にほうには」こないかなぁと。


どうしても教えてほしい人や、すでにパチスロ中毒でやめられない人を

「勝たせるためのアドバイス」や「やめさせるためのアドバイス」ならいくらでもするけど、


少なくとも おすすめしない領域だなぁ と  しみじみ思ふ


やっぱり

パチスロ、パチンコは娯楽、カラオケ、ボーリング、風俗と一緒にしとくべきなんですね


「絶対勝たなきゃだめ」


なんつったときの消耗する精神の多さといったらもう、、


そんな感想をのべて、長文を終えるとします。



さてお笑い再び見始めるか   11月は。l。l