I 課長とお話をした時の事です。

何故こんな会話をしたのかは…ちょっと忘れたのですが…


まぁ、どうぞw




I 課長「家の奥さんが臨月の時ね…」


柏木さん「はい」


I 課長「“カニが食べたい”って言うから、2人でカニを食べに言って、お腹いっぱい食べたのよ」


柏木さん「いいですね~♪」( ̄▽+ ̄*)


I 課長「そしたらね、その夜に産気づいてね」


柏木さん「! はい」


I 課長「娘が生まれたんだよ」


柏木さん「そうですか~!それはおめでたいお話ですね♪」


I 課長「それがね…」


柏木さん「はい…?」


I 課長「生まれた娘が…何とも…カニみたいな顔の子でね…」


柏木さん「(…え?)イエイエ。そんなご謙遜はいりませんよ!可愛いでしょう!!」


I 課長「それが、全然なんだよ。娘の顔見てさ、俺








これは絶対、

カニの祟りだ!







って思ったよ」






た…祟り…(;^_^A





I 課長「もう絶対、奥さんが臨月の時にはカニを食べさせるのは止めようと思ったよ!」


柏木さん「…」





奥様…悲惨…(T_T)
そんなの、カニを食べたせいではないはずなのに…




I 課長「それでね」


柏木さん「はい…」


I 課長「この子はこんな顔してるから、将来、友達も出来ないんじゃないかと思ってね…」


柏木さん「それは無いと思いますよ。考えすぎですよ!大丈夫ですよ♪」


I 課長「でもね、あまりに不憫で…いっぱい友達が出来るように、名前の中に『友』という字を入れたんだよ」


柏木さん「良い名前ではありませんか♪」


I 課長「柏木さんは見てないからそう言うんだよ。本当に、カニみたいだったんだから!」




…そこを強く念を押されなくても…(-_-;)





I 課長「俺さ、今でもカニを食べる度に思うんだよ。“あの時、カニを食べにさえ行かなかったら…”って」




それ、カニを食べたせいではないと思いますけどね…?




柏木さん「でも、今はちゃんと可愛らしいでしょう?」

(もう大きくなってるハズ)







I 課長は声をひそめて言いました。



I 課長「実はね…























今もカニみたい

なんだよ」










いや、そんなオチ、いりませんから!!




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