第1回マスターズ水泳クリニック | トナカイの独り言

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 第1回マスターズ水泳クリニックを、無事終えることができました。

 参加してくださったたくさんのみなさま、そして講師のみなさま、ほんとうにありがとうございました。

 第1回ということで、いろいろと不備な点もあったと考えます。もしお気づきの点などありましたら、どんどんご連絡ください。次回をよりよいクリニックにするため、参考にさせて頂きたいので、厳しいお言葉こそ嬉しいものです。


 人数が多いだけでなく、意欲も高い団体ということで、多少時間が押すだろうとは考えていましたが、午前中だけで30分間、午後は1時間も押してしまいました。次回はもう少し余裕のあるスケジュールを立てなければいけませんね。暖かい目で見てくださったアクアウイングのみなさまへも、感謝の気持ちでいっぱいです。


 参加者は中学生から大ベテランスイマーまで広きにわたり、年齢差、体型差、きっと水泳以外の趣味の違いなども大きく、ふつうなら一緒に集まらないだろう人たちがあつまり、不思議な団体に見えたことでしょう。確かに水泳という共通点がなければ、まず一緒にならない人たちだったかもしれません。

 長野県トップの若者スイマーたちにとって、さぞ刺激的体験だったと考えます。わたしにとっても、ほんとうに刺激的な集まりでした。


 午前中、健康や、水泳テクニック、水泳障害についての講義をおこないましたが、みなさんの真剣な表情に、わたし自身も緊張しました。もっともっとお伝えしたいことがあったのですが、少ししかお伝えできなかったことが残念です。


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 クリニックを終え、講師陣で反省会をおこなうと、みなさん「もっと時間が欲しかった!」とコメントされました。バタフライを担当していただいた柳澤コーチなど、「あ、あれも忘れた。これも忘れた」としきりに悔しがっていらっしゃいました。ですから次回の柳澤コーチは、期待大です。


 わたしが考えるに、時間が足りないという問題は、今回のテーマがとても大きかったことに起因しているのではないでしょうか。なんといっても、すべての人間の課題である健康と、すべてのスイマーの課題である自己ベスト更新がテーマだったのですから。

 たとえばテーマをくぎり、「浮き・蹴伸び教室」などという具体的な課題を取り上げたら、きっと効果の高いレッスンが可能になるでしょう。しかし、そうなると今度は参加者数が限定され、開催自体が難しくなってしまうかもしれません。


 これから、そんな問題点を検討し、次回の講習につなげたいと考えています。

 まずは第1回ということで、大上段のテーマを掲げたことを、誇りに思いたいと考えます。そして、常にこの原点に戻って来ようとも考えています。


 次回のクリニックに向け、多くのみなさんが希望された「浮き・蹴伸び教室」を実現したいですね。

 なぜなら、これは苦しいトレーニングをしなくても、純粋に体の使い方を知るだけで、誰でも必ずできることだからです。時間をかけたり、身体意識を向上させるための訓練は必要ですが、誰でも必ずでき、しかも自己ベストを望むなら、必ずできなければならないテクニックだからです。

 浮きができるようになれば、ぜったいにタイムは伸びます。

 浮きができる人に実際の泳ぎを教えるのは、できない人に教えるのとは次元が変わります。それに教わる側も、浮きができるだけで、伝えられたことをすぐに実現できるようになるでしょう。

 
 SwimMeet


 いろいろな課題はありますが、参加して頂きましたみなさま、ほんとうにありがとうございました。

 DVDは撮影して頂いた会社でダビングして頂き、F-style Club まで送って頂きます。わたしのところに届きしだい、みなさまにお送りさせて頂きますので、少しお待ちください。

 加えて、10月中に申し込んでいただけたみなさまには、特典として各講師の方々の話されたポイントをまとめた資料を同封させて頂きます。

 また次回のクリニックをご期待ください。

 どうか、よろしくお願い致します。

 繰り返しになりますが、参加してくださったみなさまのおかげで、素晴らしいミートを実現できました。

 ほんとうにありがとうございます。