いよいよ入社です。新しい会社で頑張りましょう。 | 転職、再就職、就職活動、どうすればいいの? 参考書、セミナーどれもピンとこない。本当のノウハウ、秘訣、やり方、進め方。

転職、再就職、就職活動、どうすればいいの? 参考書、セミナーどれもピンとこない。本当のノウハウ、秘訣、やり方、進め方。

就活を始めたがいろいろわからないことがあって、という方。
就活は求人検索と面接が重要と思っている方、それだけではありませんよ。
自分に合う求人がない、面接が入らない、面接に行っても通らない、に答えます。
あなたの目からウロコを落とします。

打ち合わせた入社日に出社します。
指定された時刻に遅れないようにいきましょう。
もし、通常の就業時刻に出向くときは少なくとも15分ぐらい前、できれば30分前には会社へ
着くようにしましょう。(早い場合は待っていればよいのですから---)
指示されるようにありがとうございます、と応えて言われる通りやればよいです。

まずは仕事を覚えましょう。
常にメモ帳を持ち歩き、教えてもらうたびにメモを取っておきます。
今迄の自分の経験、やり方が違う場合もありますが、それを言わないで郷に入れば郷に従え、との
ことわざ通り、何でもハイハイと素直に応じます。
大手企業、有名企業、などに長く勤務した方は中小企業へ入るとやり方が幼稚、一世代前のやり方
など気になる点があるかと思いますが、ここではぐっとこらえておきます。
前の企業との比較はご法度です。
もし、改善したほうがよい、直した方がよい、などの点があれば、自分がまかされて職務を遂行する
ようになったときに直せばよいのです。
まずは郷に入れば郷に従えと素直に教えられたとおり、職務を遂行します。
周りの同僚ともできるだけ仲良く、波風を立てないで相手を立てておきます。
特に年下なのに先輩という社員がいます。このような社員には先輩として立てて接します。
半年は辛抱しましょう。 半年たてばいろいろ見えてきます。社員の力関係、上司との付き合い方、
職場の問題点、職務遂行上の問題点、など----。半年は黙って職務に精進しましょう。
あなたの目的としてはこの会社で私がいなくなると業務の遂行に支障が出る、と思われるぐらい
存在価値を見せつけることです。
給料分だけ働いていればいい、などという中途半端な働き方では到底認められません。

入社してみてあなたがどうしてもこの会社では長続きしないという難点があった場合、特に
社長や上司との考え方、主義主張の相違、など直しようがない問題点があった場合はやむを
えませんので退職することを考えればよいです。
例えばある企業で社長がある宗教に凝っていて、朝の朝礼時に必ずその宗教の法話を斉唱しな
ければならない、など。
あるいは社長や上司が会社の利益のためなら少々の倫理違反はやっていいんだというような
考えを押し付けられる、など。
こんな場合は努力しても解決できるものではありません。
こんな時はあっさり早めに退職してまた、別の求人を探せばよいのです。
ハローワークにはその旨、正確な情報を伝えて「だから辞めた」といえば理解してくれます。
理解されないのは通勤時間が長い、休み時間が短い、職務を覚えない段階でできない、と結論
づけてしまう、このようなことは「もっと努力してみたら」と理解が得られません。

入社の前にブラック企業かどうかを見極めるのは非常に難しいです。 通常は分かりません。
しかし、入社してみると1週間もすればわかってきます。
おかしいな、と思った時は長く頑張らないで早く退職したほうが無難です。
別の会社を探せばいいのです。

少し時間がたって2~3ヶ月もして会社の様子が解ってきたら、「会社の規則」(カンパニールール)が
人事課、勤労課などに備えてあります。
それを見ておくこと、あるいはある場所だけでも確認しておくことが重要です。
特にどんなことをしたら解雇されるか、有給休暇はどのようにとれるか、残業代はどのように
支払われるか、など従業員にかかわる項目は見ておいた方がよいでしょう。

勤務していて腑に落ちないところがあれば「会社の規則」を見てください。
書いてあることと実際のやり方が違うときはまずは上司に相談してみてください。

勤務条件についての相談は社会保険労務士、労働基準監督署などとの相談になります。