面接が終わり、大体1週間以内ぐらいに 内定の連絡があります。
不合格の場合は手紙、メールなどで不採用の連絡があることが多いですが、内定の場合は
電話が多いです。これは入社日の打ち合わせをしたいと考えているからです。
「あなたに内定したいんですが、出社はいつから大丈夫ですか？」という電話が多いと思います。
ここでのあなたの対応です。
内定したら絶対に入社しないといけないと考えないでください。
さあ、ここで思案のしどころだ、ぐらいに考えてください。
思案したのちに断る(辞退するといいます)ことも可能です。
断る権利を持っているということを十分認識しておいてください。
もし、内定をもらったらぜひ、入社したいと考えている会社から内定！をもらった時はその場で
「ありがとうございます。ぜひ、お世話になります。明日からでも出社は大丈夫です」と答えます。
しかし、いつもそうではないと思います。「内定したらどうしようかな？」と思っている会社から
「内定」の連絡をもらった時は即答しないで「ありがとうございます。家族と相談しますので一晩、
考えさせてください」と対応して一晩の猶予をもらいます。
この時に確認しておかねばならないことがあります。
「給料」と「仕事の内容」です。
内定の連絡もらった時に確認してよいことは上の2つです。
給料は能力、スキル、経験を勘案して初任給いくら、と言ってくれます。
仕事の内容は求人票の通り、と言ってくれたらそれでよいです。(求人票を見ればよいです)
この2点を確認して「ありがとうございます。ぜひ、前向きに考えたいと思いますが、一応、家族の
了解を得たいと思いますので一晩待ってください。明日朝、連絡します」と言って電話を切ります。
それからもう一度、求人票を取り出して条件を十分確認します。
給料は今、聞きました。仕事の内容は求人票の仕事の内容をよく見てみます。
その他、勤務地、勤務時間、休日、残業など気になる点を確認します。
そのうえで再確認したいというような点が出てきたら遠慮しないで相手の会社に電話をして
「先ほど、内定の連絡をいただきましたが、確認したいことがあって電話しました」と人事の人に
替ってもらいます。
それで内容を再確認すればいいのです。必ず、メモを取っておきます。
皆さんは応募する前に条件についてアレコレ考えて自分に都合がいいか悪いか判断しようとします。
しかし、応募の前にいくら検討しても役に立ちません。入社しないと条件はどうでもいいことなのです。
したがって、応募の時は条件は気にしないで応募します。内定したら条件を考えればいいのです。
再度、電話して条件を確認することも構いません。内定前には絶対に条件面の確認をしては
いけません。(条件によって入社を決めようと考えているな、とマイナスに取られます)
どうしても入社をしたくないときは翌朝、電話やメールで
「大変申し訳ありませんが、今回は辞退させていただきます」と連絡すればそれで終わりです。
何の腐れ縁もありません。
辞退の時は翌朝に連絡するようにしてください。
企業は内定を出した応募者が辞退した時は次の応募者に内定を出します。連絡が遅くなると次の
内定者に迷惑をかけてしまいます。
内定を受諾して入社日が決まったら、入社日までにやらねばならないことを済ませておきます。
ハローワークへの届け、私用雑事のこと、友人へのあいさつなど。
入社日以降は6か月は休まないつもりでいてください。6か月過ぎると有給休暇が10日間付きます。
6か月が過ぎるまでは何が何でもがんばりましょう。