【今日は、春一番嵐】 | 【かほり放送局】

春一番

列島に強風の警戒呼び掛け 関東では都内で「春一番」が観測された。昨年より9日遅い。
上野公園では、強風が落ち葉やほこりを舞い上げていた。
 気象庁は23日、日本海の低気圧が発達しながら東北東へ進んだ影響で、関東南部を中心に南寄りの風が強まり、気温も東京で4月上旬並みの17・0度まで上昇した。
冬型の気圧配置が24日にかけて強まるため、北日本から西日本の日本海側を中心に非常に強い風が吹き大荒れの天気になるとして、暴風や大雪、高波に警戒を呼び掛けた。24日午後6時までの24時間降雪量は、北陸地方の多い所で100センチ、東北の日本海側や長野で70-80センチ、北海道や東北太平洋側などで50-60センチと予想されている。四国の瀬戸内側などでも積雪の恐れがある。

各地の最大瞬間風速は、青森県の深浦32・2メートル、福島県の白河32・0メートル、松江29・2メートル、東京都心(大手町)で27・9メートルを観測。羽田空港では10分平均の風速が20・0メートルと、この地点の2月の風速としては観測史上最高を記録した。

 北日本から西日本の広い範囲で風が急速に強まり、最大風速は北日本や東日本の日本海側の陸上で20-25メートル、海上で25-28メートル、波の高さは6-9メートルとなる見込み。