ネバーランド | ともやの映画万歳!

ネバーランド

(原題:FINDING NEVERLAND)
【2004年・イギリス/アメリカ】試写会で鑑賞(ともや評価:★★★★☆)


1904年12月にロンドンで「ピーター・パン」の舞台が上映されてから100年。本当の出来事にインスパイアされて作られた「ピーター・パン」の誕生秘話。

物語の舞台は1903年のロンドン。劇作家のジェームズ・マシュー・バリ(ジョニー・デップ)は、初公演の劇が不評で落ち込んでいた。そんな時ジェームズは、公園で若くて美しい未亡人シルヴィア・ルウェリン・ディヴィス(ケイト・ウィンスレット)と4人の息子たちと出会う。子供たちと遊ぶバリ。しかし三男のピーター・ルウェリン・ディヴィス(フレディ・ハイモア)は、父親を亡くしたショックで子供らしさを失っていた。メアリーアンセル・バリという妻がいながらも、シルヴィア家族に深く関わっていく。そして4人の子供たちと触れあうことで、ジェームズは「ピーター・パン」という舞台劇を完成させる…。

主演は、変な映画の変な役を演じさせたら天下一品のジョニー・デップ。こんな演技もできるのかぁ…と改めて感心させられました(やっぱりちょっと変な役なんだけどね)。
そして「ピーター・パン」が絵本からではなく、舞台劇から始まったことも知りました。
監督は「チョコレート」のマーク・フォスター。
エンドロールが流れ始めた時には、知らずに涙があふれていました。思いっきり哀しいというわけでもなく、感動させるぞって狙ってるわけでもない。気がつくと泣けている良いお話でした。「僕の彼女を紹介します」では泣くことができずに不完全燃焼だったので、今回は自然に気持ちよく泣けたので良かったです。



アミューズソフトエンタテインメント
ネバーランド



サントラ
映画「ネバーランド」オリジナル・サウンドトラック