スカイハイ-劇場版- | ともやの映画万歳!

スカイハイ-劇場版-

【2003年・日本】DVDで鑑賞(ともや評価:★★★★☆)

TV版の「1」と「2」を繋ぐ物語。

世間では女性の心臓を切り取られた連続猟奇殺人事件が起こっていた。この事件の担当をしているのが刑事である神崎耕平(谷原章介)である。彼は数日後に婚約者である斎木美奈(釈由美子)との結婚を控えていた。しかし、結婚式当日、美奈は4人目の猟奇殺人事件の被害者になってしまう。美奈は自分が殺されたことも知らずに「怨みの門」の前に立つ。一方神崎は、美奈を殺した犯人を捜すのに必死になっていた。やがて5人目の犠牲者が出てしまい、どうやら犯人は遺伝子工学の世界的科学者である工藤達也(大沢たかお)ということを突き止める。工藤は原因不明の病気にため3年間昏睡状態になっている妻を救うために、前世で怨みの門番をしていた人間の心臓を6つ集めて悪魔を召還し、妻を救おうとしていたのだった。工藤の秘書レイ(魚谷佳苗)に殺されたイズコ(椎名英姫)は、美奈に門番の使命を譲り渡す。再び怨みの門番となる美奈。悪魔の召還を目論む工藤の陰謀を阻止することができるのか…。

何故「1」で転生の道を歩んだイズコが、「2」でまたイズコになってしまったのかを繋ぐ物語。
TV版は人間ドラマを重点に描かれているけど、北村監督はそれをアクション映画に昇華させてしまいました。
良くも悪くもそれが北村イズムなのである。
「修羅雪姫」ほどではないけど、釈ちゃんのブレイド・アクションが堪能できます。
ついつい北村監督の作品を観ると、北村作品には必ず出てくる榊英雄、坂口拓、松本実の姿を探してしまう。榊さんは「1」で出演していたので、今回はいないなと最初から思っていました。そして途中松本さんを見つけてニンマリ。拓ちゃんを最後まで捜したが見つからず、スタッフロールを見ても名前が無かったのでちょっとがっかり。
それにしてもレイが使っていた呪いの呪文が刻まれた剣は格好良いなぁ。レプリカでいいんで是非発売して欲しいモノです。