ケアマネジャーがケアプランソフトバージョンアップ前に準備しておくこと(介護報酬の改定④) | 介護業界を支える行政書士&ケアマネマーケティング 小澤信朗のブログ

ケアマネジャーがケアプランソフトバージョンアップ前に準備しておくこと(介護報酬の改定④)

こんにちは。

介護業界を支える行政書士(介護書士)の小澤信朗です。
縁をいただき、2月~3月は、介護報酬の改定に関する研修や講演・介護事務の研修についてのお話をいくつかいただきました。

詳細が決まりましたら、このブログでもお伝えさせていただきます。

さて、前回の記事で、「介護システムのバージョンアップ後のケアマネジャーの対応」として、①体制加算など事業所のマスタを登録した後、各利用者の利用票を作成するのか?②事業所のマスタ登録は時間をみつけておこないながら、利用者の利用票作成を優先しておこなうのか?

2つの見解を居宅介護支援事業所として統一したうえで、4月の利用票作成の入力作業をおこなったほうがいい、という話をしました。
>>その記事はこちら

さて、では、ケアマネジャーは、改定についてケアプランソフトバージョンアップをおこなうまでの間、どんな準備が必要なのでしょうか?

まず、どのケアマネジャーもおこなうであろうことは、訪問介護の生活援助やデイサービスの時間帯など変更点がありそうなことを、利用者に前もって確認し、サービスの変更・調整をおこなうことだと思います。

この他に、絶対におこなったほうがいい準備は、訪問介護や通所介護、訪問看護、ショートステイ(短期生活入所介護)、福祉用具貸与など多くの利用者が利用していると思われるであろう介護保険サービスのサービス提供事業者の4月からの体制加算状況をエクセルなどでまとめた資料を作成することです。

これにより、各サービス提供事業者の情報をまとめることができ、効率的に入力をおこなうことが可能になっていきます。

実際の各サービス提供事業者は、特定事業所集中減算の資料を作成するために、「各月毎に利用があったサービス提供事業者一覧」といったかたちでのCSVデータの出力がほとんどの介護システム会社のケアプランソフトの中に機能としてできるようになっていると思います。

そうしたCSVデータを出力すれば、エクセルなどで作成する資料は簡単に作成が可能になります。


各サービス、どんなことを記載しておく必要があるか、ということは、次回以降のブログで記載します。

3月中旬のケアプランソフトのバージョンアップ終了した後には、「後は、事前に報告を受けた改定後の事業者や利用者のデータを入力するだけ」という風にしておくことが、とても大事になってくると思います。


是非、各居宅介護支援事業者の管理者の皆様、ケアマネジャーの皆様、しっかりした準備をおこなって、3月のケアプランソフトのバージョンアップへ備えてくださいね!


本日もお読みいただき、誠にありがとうございました。
介護業界を支える行政書士 小澤信朗

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