請求CSVデータの中身をみたい時に必ずしてほしいこと | 介護業界を支える行政書士&ケアマネマーケティング 小澤信朗のブログ

請求CSVデータの中身をみたい時に必ずしてほしいこと

こんにちは。
介護業界を支える行政書士(介護書士)の小澤信朗です。

最近、介護報酬の国保連への請求に関するお問い合わせをいくつかいただく機会がありました。
元々、介護システム会社のサポート員でしたので、介護報酬の請求に関するコンテンツもこのブログで紹介しないと、と思っておりました。

そこで、請求の締め切りが終わってしまいましたが、介護報酬の請求に関するコンテンツを記載します。

●請求CSVデータの中身をみたい時に必ずしてほしいこと

現在、ほとんどの介護事業者が、請求CSVデータを国保連へ伝送、もしくはFDで提出していると思われます。

この請求CSVデータですが、まれに、「中身がきちんとできているか確認したい」というケアマネジャーや管理者がおります。

この請求CSVデータを開いても、介護保険の請求CSVデータの場合、数字が羅列されているだけです(笑)。請求CSVデータの並び方を勉強しなければ、CSVデータの中身が正確であるかどうか、わかりません。(CSVデータの並び方はWAMNETなどに掲載されております。)

ですから、原則CSVデータを出力した場合、中身をあけないようにしてください。

しかし、「どうしてもCSVデータの中身を見たい。確認したい。」という方もいらっしゃるでしょう。

その場合の確認方法ですが、ひとつ事前に行っていただきたいことがあります。

それは、
「中身を確認したい請求CSVデータをコピーしてほしい」ということです。

コピーした請求CSVデータを開いて中身を確認してください。

その理由ですが、請求CSVデータは、文字列で出力されます。特に、被保険者番号は、10桁のうち、はじめの4~6桁くらいは、0(ゼロ)が並んでいる利用者(ex0000001234)がほとんどです。

この0が実は曲者なのです。

請求CSVデータをエクセル形式で開くと、場合によってはいつのまにかエクセル形式上で上書き保存されていることがあります。

また、誤って上書き保存を押してしまうこともあると思います。

エクセル形式で保存された場合、はじめの0が消えてしまうのです。
国保連の受取に際して、介護保険の被保険者番号は10桁でないとエラーになると認識しております。

すなわち、中身をひらいて確認した請求CSVデータは、本来の形式で保存されず、0が消えた状態で保存されてしまった可能性があるのです。

しかし、コピーしたデータの中身を確認したのであれば、そうした心配はいりません。
データの中身が正しければ、コピー元の請求CSVデータを国保連へ提出すればよいです。
また、もし、データの誤りに気づいたのであれば、データを修正後、請求CSVデータを再出力してください。

ちょっとしたことですが、請求CSVデータが正しく表示されないということは、請求データを受け付けない理由のひとつになります。
請求事務管理者の方、ケアマネジャー・サービス提供責任者の方で請求CSVデータをご覧になられたい場合は、その前に請求CSVデータをコピーしてコピー先のデータの中身をごらんくださいね。


本日もお読みいただき、誠にありがとうございました。
介護業界を支える行政書士 小澤信朗

---------------------
-
8日間の無料メールセミナー
1日3分で読める「仕事と介護の両立を目指す方法」開講中!
お申し込みはこちら↓↓
>>メールセミナー詳細へ