よく高齢者の方が詐欺にあっている件。

ある92歳男性から聞いた話。
これが、ほんとかなぁ?ってびっくりな内容。

この男性、昨年末に子供の頃からの付き合いで、いわゆる親友と呼べる仲のご学友と、忘年会を為るべく出かけることとなっていたそう。
しかし、このご学友が、家庭の事情で当日断ってきたそうで。
男性は、納得できず、只々怒りまくってしまい、酷い話だがその後ずっとそのご学友を無視していたのだそう。
電話がかかってきても、家を訪ねてきても、とにかく対応を一切せずにいたらしい。

しかしながら、先日うっかり電話に出てしまったらしく、そこで咄嗟の嘘をついたとのこと。
内容は、男性は親戚になりすまし、男性は病気で亡くなったという、なんとも子供じみたストーリー。
しかも、声色を変えることもせず、話し方も変えずとのこと。
普通なら???と不思議がられ、すぐにでもばれてしまう内容。

けど、ご学友も92歳,
ご学友は、電話越しのそのコメントにビックリして、知人に〇〇くんが亡くなったらしいと、連絡を取り出したそう。(あとから大変だったらしい)
そんな中、そのご学友は家を訪ねて来たらしい。
普段なら、チャイムを1度鳴らしてすぐに中に入ってくるらしいのだが、
この度は、ご学友もさすがに勝手に入ることなく、ひたすら誰かが出てくるまでチャイムを鳴らし続けたようで、そのしつこいチャイムに男性は誰なんだ?と思い、玄関に向かいそのご学友とご対面したそうな。
すると、ご学友は男性の顔を見て、ジーッと眺めて、それでも男性とは思わず、よく似た親戚の方だと認識し、そこから涙を流して、話をしだしたらしい。
男性は、本人を目の前にして、それでも親戚と思い込んでいるご学友に呆れ果て、
『おい、おい!!わしがわからんのか?ほんまに親戚の者と思うとんか?』
と声を荒げてしまったそう。

ご学友は、電話で男性の死を聞かされ、それを信じこんでいたからか、本人を見ても本人と思わない、、

私も、聞いてて、えっ!そんなことあるの?びっくり
って、いってしまった次第。

今回はある1人の話ではあるが、しかしあまりにもビックリする話。
こんな話を聞いたら、高齢者の方々が、電話で詐欺にあう、目の前で詐欺にあう、というのが納得できた。

詐欺には、あわないようにするしかないのだが、周りの人が気をつけていても限界がある。

まぁ、嘘のような本当の話。実際こんなことがあるんだと知っていてもらいたいなキョロキョロ