在宅生活を支えるために

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素敵な訪問看護ステーションに出会えた件。

先日、介護度5の女性のカンファレンスがあったのだが、その方の主介護者は、ご主人。
ただ、末期の癌と診断されていて、この先2人で生活するのにいくらの時間があるのかわからないと言われる。

夫婦でギリギリまで生活したいというのが、2人の希望。
そんな中、ご主人の受診の関係で、週に1度だけ、デイサービスを利用しているご本人。
ほんとは、車に揺られるのがしんどいから、行きたくないとのことだが、大好きなご主人の為に頑張って行っているのだ。

今回のカンファレンスは、今現在、火曜だけが誰も来ないということで、火曜にも訪問看護をお願いしたいという希望からのこと。

しかし、これがすんなりといかず、ケアマネの話では、主治医がデイサービスに来たらいいんだと言っているとのこと。

確かに、ご主人の状態からすれば、少しでも介護負担を減らす為に外出してもらうということは、理にかなっていると思う。

でも、ご主人は、承知の上で、少しでも一緒にいたい、ご本人も車に乗るのが嫌という、どちらをとっても、デイサービスの利用ではなく、希望通り、訪問看護の対応があっていると思われる。

暫く色々と反対意見を言われていたのだが、そこへ訪問看護の管理者がはっきりとした言葉を発したのだ。

『ご本人もご主人も、全てわかっている上で、出かけずに在宅生活をしたいと言っているのに、なんでデイサービスにこだわるの?
 誰の考えを尊重するのか?主治医?それとも当事者?私たちがすることは、希望通り在宅生活を送ってもらう、ただ緊急時にきちんと受け入れてくれるところを見つけてあげておいて、

大丈夫!安心して生活してね!

と、声をかけてあげることが大事なことだと思うけど。』

と、在宅生活にもいろんなパターンがあっていいんじゃない?
という考えを示したのであった。

正直、私も同感である、現にともにの利用者さんには、デイサービスを全く利用せず、訪問看護、主治医の往診、訪問歯科、そして訪問介護を利用して夫婦でのびのびと生活されている。

関わっていてとても気持ちが良い。
しかし、言っておくが、そこには、家族をはじめ、覚悟の上で関わっている。
生半可な気持ちではない。

今回、お会いした訪問看護の管理者さん、在宅生活とは、、をよく理解されていて、これからともに関わっていけることが嬉しく思えた日であった。
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