丸山智己オフィシャルブログ「躍るアホウ」Powered by Ameba-090206_1425~0001.jpg
先日


初めて社会に出た時お世話になった上司が


突然亡くなりました



享年48歳でした



あまりに突然のことで自分の中で整理がつかず、今でも信じられません。




初めての仕事


初めての上司


小さな会社で仕事もハードだったけどその分仲間意識は強かった。


俺は結局半年でへこたれて辞めてしまったのだけど、その人の印象はとても強く残っている



14年前



俺がまだ20歳で



34歳だった彼は常に全力で、



決して逃げず


決して他人のせいにしない


潔い人でした



厳しいけれど暖かいエネルギーに満ちて


豪快に酒を飲みよく笑う、熱くカッコイい“男”でした



あれから14年



彼の14年間は一体どんな14年間だったんだろう



真正面からぶつかった潔い14年間だったに違いない



本当に


お疲れ様でした。




34歳、今の俺と変わらぬ歳の、彼の姿だけが僕の中でリアリティを持って存在し続けています


俺はどんな34歳なんだろうか

胸を張って彼に会えたろうか



不器用でも


自分らしく懸命に生きねばと強く思います




昨日、何の因果か『おくりびと』という映画を観ました



色んなことがオーバーラップして

映画の後半は泣きっぱなしでした


でも


少しだけ救われた気がします。



工場長のご冥福を、心よりお祈りいたします。