『ふたりの詩』を上演した三越劇場は、文化遺産にもなっている素晴らしい劇場。大好きな劇場。

百貨店の中に併設されている、というのも他にあまり見なくなった形式。これも私の好きなところ。
この作品をやることになったときに「三越劇場を押さえている」と聞いて、他に…、という言葉を遮って「三越劇場!三越劇場でいいじゃないんですか?!」と声を張ってしまった私。



本来ならば百貨店が閉店する時間までに、劇場も終演する企画が多い劇場です。
殆んどのお芝居は、開演が4時や5時。終演が遅くても7時頃。百貨店とともに終わります。

それなのに私達は、開演が7時に設定。


舞台のお片付けは、幕が降りると同時。

完全に、舞台を元に戻して、人が全員退出することを「完全撤収」というのですが、それが10時。駐車場も10時には閉まります。




我々の作品は、幕が降りたのが9時少し前。
お客様もエレベーターが止まってしまうので、6階から階段で降りることになるので、早く退館して頂かなくてはならない!



なのに、そのインフォメーションを私達も舞台上からお伝えし忘れていました。


沢山のお客様がご来場になりました。
心から感謝をしています。
なのに、ご面会のご要望にこたえきれなかった。


大反省。


事情をちゃんと受付でお伝えするべきだったのでは?
ロビーに貼り出すべきだったのでは?
拡声器で「本日のご面会はご遠慮させて頂いておりまーす」と、シャウトするべきだったのでは??






ともかく、このことで、毎日、うなされちゃっていたのかも。




ともかく、ごめんなさい。

みんな。




いえ、皆様。








次回は、そんな悲しい思いはさせないような工夫をする。

します。